これはシモバシラ霜柱、 シソ科の多年草。本州関東以西、四国、九州の水はけのいい山地の林の中などに生育しています。10月ころ、茎の上部の葉のわきに10cmくらいの穂状の花序を作り、茎の片側に、白い小さな花をたくさん咲かせます。この花の最大の特徴で、名前の由来となったのが、厳寒のころ茎の根元にできる氷の造形です。冬になっても活動を続けている根から吸い上げられた 水分が、枯れた茎の裂け目などから漏れ出て、冷え込んだ大気に触れて次々に凍って出来たものです。別名をユキヨセソウ(雪寄草)といいます。花言葉は健気です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはウメモドキ梅擬、和名の由来は梅に似ているということなのだが、どこが似ているかには諸説があるという。 俳句の季語は秋である。 属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。 種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である晩秋から初冬にかけて赤い実をつける。この実は発芽抑制物質を含んでおり、小鳥のおなかを通過しないと発芽しないしくみになっていて、小鳥を使ってタネを遠くの方に運んでもらう。花言葉は、明朗・知恵・深い愛情です。撮影:下関市園芸センター
これはススキ薄、漢字では「芒」とも書き、これは中国での表記である。 「薄」のほうは和字(和製漢字)で、草が茂っている様子を表している。 日本でも全国的に分布していて馴染みの深い草で、秋の七草の一つでもある。 十五夜の月見に飾る風習は全国で見られる。 俳句の季語では秋であるが、「末黒の薄(すぐろのすすき)」=焼野の薄は春の季語、「青薄」は夏の季語、「枯薄」は冬の季語というように一年を通じて登場する(みんなの花図鑑より)。花言葉は秋風に想いを乗せてです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはホトトギス杜鵑草、属名の「トリキルティス(tricyrtis)」は、ギリシャ語の「treis(3つ)」と「 kyrtos(曲)」という意で、この花の基部が曲がって3つの距があることに由来します。和名は、紫の斑点が鳥のホトトギスの胸毛と似ているため「ホトトギス(杜鵑草)」と名づけられました。また花に油が垂れたような斑点があることから、別名は漢名の「ユテンソウ(油点草)」とも呼ばれています。英名は「Japanese toadlily(ジャパニーズ・トードリリー)」です。花言葉は、永遠にあなたのもの・秘めた恋・恥ずかしがりや・永遠の若さです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはノギク野菊、山野に野生しているキクの仲間をいう意味であり、ノギクという名のついた特定の植物を指しているわけではない。すなわちキク属、コンギク属、ヨメナ属などに分かれていて、おもに秋に開花する種類の総称である。この花はよく判らないが、似ているアブラギク(油菊)の花言葉は、あなたを信じます。油菊は、江戸時代に、花を油に浸して、火傷や切り傷の薬に使ったことから。名前が付きました。撮影:北九州市小倉北区
これはショウキズイセン鐘馗水仙、花の名は、花弁の波立つ様子を中国や日本の民間伝承に伝わる神、鍾馗様の長い髭にたとえて名づけられたそうです。学名Lycoris aureaは、属名がギリシャ神話の海の妖精の一人Lycoriasにちなんで、花の美しさからつけられ、種小名のaurea(黄金色の)は花色からつけられました。花言葉「追想」は、花が咲くときに葉がなく、葉があるときに花がなく、花と葉が共にないことから。花言葉「元気な心」は、花弁を大きく反り返らせて華やかに咲く花の色が気分を明るくする黄色であることからでしょうか。撮影:北九州市白野江植物公園
これはヘチマ糸瓜の花、本来の名前は果実から繊維が得られることからついた糸瓜(いとうり)で、これが後に「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになった。繊維が未発達の若い果実には独特の風味があり、固い皮を剥いて加熱すると甘味のある液が出る。汁物や煮物などに用いるほか、台湾では小籠包の具としても使用する。熟した実の網目状の繊維はたわしや浴用スポンジとされる。 茎からはヘチマ水をとる。花言葉は悠々自適です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはサフィニア、花の名は、英語のSurfing(サーフィン)とPetunia(ペチュニア)で、花が波うつように咲きあふれることからつけられたサントリーフラワーズの登録商標です。ペチュニアは、ブラジルの先住民が葉をタバコに混ぜて吸っていたので、先住民の言葉petun(タバコ)からつけられています。花言葉「咲きたての笑顔」は、花言葉をつけようキャンペーンの最優秀に決定したものです。サフィニアが次々とつぼみをつけ、咲き続ける花が毎日キラキラと笑顔をふりまいているようで、見ていると幸せ感がふくらんでくることからつけられたそうです。撮影:北九州市小倉北区
これはハツユキカズラ初雪葛、属名の Trachelospermum はギリシャ語の「trachelos(首)+sperma(種子)」からきている。種子がくびれていることから名づけられた。 種小名の asiaticum は「アジアの」という意味である。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。 特徴は、新しく出た葉が白やピンクなど五色葉になることである。 冬の紅葉、春の新緑など一年を通して楽しめる。蔓性で他のものに絡まって伸びる。 古くから庭園用として使われてきたが、最近は鉢物やガーデニング用としても人気がある。花言葉は素直に答えたい。撮影:北九州市小倉北区
これはヒガンバナ彼岸花、2月に子宮頸がんで亡くなったロックバンド、シーナ&ロケッツのボーカル、シーナさん(享年61)の出身地、北九州市若松区にある高塔山公園で20日、野外ロックライブ「T-Jam」が始まった。21日まで。T-Jamはシーナさんの発案で地元バンドが実行委員会をつくり、2004年に始まった「高塔山ジャム」の愛称。今回は不定期に活動を再開した陣内孝則さん(57)率いるザ・ロッカーズやザ・ルースターズのメンバー、ARBの石橋凌さんら2日間で二十数組が出演。70年代後半~80年代にシーナ&ロケッツを追うように福岡から全国に巣立った「めんたいロック」のバンドが集まり、にぎやかにシーナさんを悼んだ。(朝日新聞より)花言葉は再会・また会う日を楽しみに
これはハギ萩、花名のハギの語源には諸説あり、古い株から芽を出すことから「生芽(ハエキ)」が転訛したともいわれます。なお、「萩」の字は「艸(くさかんむり) + 秋」という意味の国字で、中国語の「萩」はキク科ヤマハハコ属を指すといわれます。花言葉の「思案」「内気」は、ハギのひかえめでこまやかな美しさに加え、どことなく寂しげな風情にちなむともいわれます。しなやかな枝を伸ばし、美しい紫紅色の花をつけるハギ。山野に自生し、古く日本人に愛されてきたハギは秋の七草(ななくさ)の一つです。撮影:北九州市白野江植物公園
これはクジャク(孔雀)アスター、属名の「アスター(Aster)」は、ギリシャ語の「aster(星)」という意で草姿を表したもので、花を星に見立てたものです。欧米では大天使ミカエルの祝日、9月29日ごろに咲く花にちなみ『michealmas daisy「ミカエルマスデージ」』と呼んでいます。和名は、ちょうどひと枝に野菊のような花が連なって咲き、孔雀が羽をひろげたような様子から「孔雀アスター」。別名「宿根アスター、クジャクソウ(孔雀草)」とも呼ばれます。他にも「クジャクギク(孔雀菊)、キダチコンギク(木立紺菊)」、また赤い花はベニクジャク(紅孔雀)」と呼んでいます。花言葉は、一目惚れ・いつもご機嫌です。撮影:北九州市小倉北区
これはワレモコウ吾亦紅、「ワレモコウ(吾木香、吾亦紅、割木爪)」は、茎や葉に香りがあることから「吾(日本の)木香(お香)」とする説や、地味な存在だけど「吾(われも)亦(また)紅(こう、紅い)」と控え目ながら自己主張している花とする説。あるいは、宮中の御簾の「帽額(もこう)」に織り込んだ文様(帽額には家紋に使われる木瓜紋が入っている)からや、木瓜に似た花の蕾が十字に割れることから「割木瓜(ワレモコウ)」とするなど、多くの説があります。薬用植物の一つでもあり、根は止血・収斂剤、下痢止めに利用され、かっては茎や葉を食していたこともありました。花言葉は、変化・明日への期待です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはヤブラン藪蘭、属名の「Liriope(リリオペ)」は、ギリシャ神話に登場する泉の「ニンフ(妖精)」の名にちなみます。和名は、山野の藪に自生し、葉が蘭に似ていることから「ヤブラン(藪蘭)」と付けられました。古名は「ヤマスゲ(山菅)」で、英名は「lily turf (リリー ターフ)」です。北側の日のあまり当たらない場所でも育つ強い植物なので、グラウンドカバーや花壇の縁取り、根締め、庭園の下草としての役目も果たし、園芸的に重要視されています。また根には滋養強壮・鎮咳・強心利尿などの薬効があり、生薬名では「大葉麦門冬(だいようばくもんどう)」と呼ばれます。花言葉は、無邪気な・かくされた心です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはウコン欝金、花の名は、漢名の鮮やかな黄色を意味する欝金(ウッコン)の字音が変化したもので、根茎(生の根はオレンジ色)から黄色の染料がとれることから名づけられたそうです。秋ウコンの根茎は肝機能を強化するクルクミンを豊富に含み、二日酔い防止やカレーのスパイスのターメリック、染料としても使われています。晩夏から秋にかけて、束状の大きな楕円形の葉の間から先が淡いピンク色をした白い花穂が伸びて、鱗のように重なった淡い緑の苞の中に黄色い花が咲きます。花言葉は、あなたの姿に酔いしれる・乙女の香りです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはシュウメイギク秋明菊、花はキクに似ていますが、キク科ではなくキンポウゲ科でアネモネの仲間です。秋にキクに似た明るい花を咲かせることから「シュウメイギク(秋明菊)」。京都近郊の貴船地方に見事な群生が見られることから「キブネギク(貴船菊)、ギブネボタン(貴船牡丹)」の別名もあります。漢名は「秋牡丹」。英名は「Japanese anemone(ジャパニーズアネモネ)」です。気品のある和風のイメージがあるので、生け花や茶花、庭の植え込みや、コンテナで楽しむことができます。花言葉は、忍耐・淡い思い・耐え忍ぶ恋です。撮影:北九州市小倉北区
これはレイシ霊芝、中国では古くから霊芝は自然の気を呼吸して育ち、食すれば自然のエネルギーが体に満つる考えられてきた。「生命を養生する薬で、長期間服用しても副作用がなく、体の異変を正し体質を正常化する」最も優れたものであると珍重されてきた。近年人工栽培品が盛んに出回っているが、生育している土壌や気候風土が効能にも大きく作用するもので、天然の限られた場所のものが高品位とされている。【主な成分】高分子多糖体「βーグルカン」、エルゴステロール(ビタミンD)、ラクトン、クマリン、アルカロイド。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはチョコベリー、花の後にできる実は直径6ミリくらいの核果で、秋に真っ黒に熟する。 実はジャムやジュース、果実酒などに利用される。5弁の白い花を咲かせ、ブルーベリーに似た黒い果実をつけます。(完熟前は緑→赤→やがて黒)果実はアントシアニンを多く含み、その量はブルーベリーの2倍といわれています。健康食品やジャム、果実酒、アイスクリームなどに利用されます。味は酸味と渋みのあるリンゴのような味わいがあります。品種「チョキプル」は中生種、「チョキベル」は早生種。開花結実するまでには一年以上かかります。撮影:北九州市総合農事センター
これはペニセタム、茎先に長さ20~30センチもある淡い黄白色の羽毛状をした花穂をつける。根際から生える葉は、幅10ミリくらいの線形である。属名の読み方は「ペンニセツム」や「ペニセタム」とするものもある。 種小名の読み方は「ヴィロスム」や「ウィルロスム」とするものもある。 園芸的には一年草として扱われる。 英名はフェザートップグラス(Feathertop grass)である。 そこから、フェザートップの名で流通している。 また、銀狐(ギンギツネ)という流通名も用いられている。花言葉は自然に生きるです。撮影:ゆくはし植物園
これはヒガンバナ彼岸花、学名Lycoris radiata、放射状の舌状花、Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の海の女神 「Lycoris」の名前から採ったもの。花がとても美しいことから。彼岸 = 浄土(向こう岸。極楽浄土。仏教では彼岸はちょうど西方にある と考えられてきた)。彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため、と言われている。別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)”天上の花”という意味。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典による。花言葉は、再会です。撮影:福智山ろく花公園
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