これはヤブラン藪蘭、属名の「Liriope(リリオペ)」は、ギリシャ神話に登場する泉の「ニンフ(妖精)」の名にちなみます。和名は、山野の藪に自生し、葉が蘭に似ていることから「ヤブラン(藪蘭)」と付けられました。古名は「ヤマスゲ(山菅)」で、英名は「lily turf (リリー ターフ)」です。北側の日のあまり当たらない場所でも育つ強い植物なので、グラウンドカバーや花壇の縁取り、根締め、庭園の下草としての役目も果たし、園芸的に重要視されています。また根には滋養強壮・鎮咳・強心利尿などの薬効があり、生薬名では「大葉麦門冬(だいようばくもんどう)」と呼ばれます。花言葉は、無邪気な・かくされた心です。撮影:直方市福智山ろく花公園
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