10月21日(火)メキシカンセイジ

「秋暮るる今朝は熱気のタカ勝利」

これはメキシカンセイジ、メキシコ中部~東部原産の常緑小低木です。宿根サルビアの仲間で、夏~秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせます。咲き始めは薄い青色ですが、次第に紫色から赤紫色へと変わっていきます。穂は長く色あせずに晩秋まで残り、葉は葉脈が目立つ長楕円形で、先端が鋭く尖っています。撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_2093

10月12日(日)シモバシラ

「まだら風頬に掛かりて秋惜しむ」

これはシモバシラ霜柱、秋に、茎の上部の縁にぎざぎざのある長楕円形の葉のわきに、おしべを突き出した白い唇形花が穂になって咲きます。厳寒の頃に、根が吸い上げた地中の水分が枯れた茎からにじみ出て、氷の結晶がつくられ、結晶が茎に沿って薄く伸びてカールした羽毛のように見えるそうです。花言葉は健気です。直方市福智山ろく花公園IMG_1726