1月31日(土)チェッカーベリー

「銀色を白き粕汁溶かしたる」

これはチェッカーベリー、晩春から初秋に、地下茎を伸ばしてカーペット状に広がり、艶のある葉のわきに白い壺形の花が次々と咲き、秋から春に赤い実がつき、寒くなると緑色の葉は赤みを帯びて冬に紅葉します。花の名はたくさんの赤い実が彩りを与える(checker)ベリー(小果実)であることからです。花言葉は、明日の幸福・好奇心・不老長寿です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_3688

1月30日(金)カエンカズラ

「冬風や火焔葛で燃えたまえ」

これはカエンカズラ火焔葛、今、下関市園芸センターの大温室内をオレンジ色に染めています。12月下旬~1月上旬にかけてが火力全開です!ツボミはまるでジェリービーンズのように可愛らしいものです。ブラジル・パラグアイ原産、海岸付近の砂地や原野に多く見られる。南半球の冬至6月下旬を中心に咲き、冬を代表する花、花が次々と咲いていく様は炎が燃え出したように見え、ピーク時には株全体が花で埋まるほどになるためカエンカズラと呼ばれる。花言葉は名声・雄大・活発です。撮影:下関市園芸センターIMG_4451

1月29日(木)ヒナギク

「雛菊や風も小川も時期告げる」

これはヒナギク雛菊、原種は、白い一重咲き。イエス・キリスト幼少期の純真無垢さのシンボルとなっている。原産地(ヨーロッパ)では多年草だが、日本では夏越しが難しいため、秋まき一年草として扱われる。晴れた日中に開くことからDays eye(太陽の目)と呼ばれ、次第にデージとなっていったとされる。日本名ヒナギクのヒナ(雛)は、小さくてかわいらしいものを意味する接頭語。花言葉は、乙女の無邪気・あなたと同じ気持ちです・平和・明朗・希望です。撮影:下関市園芸センターIMG_4461

1月28日(水)ツバキ

「一包み秘湯めぐりの冬の夜」

これはツバキ椿、花名の由来も、葉が丈夫なことから強葉木(つばき)が転じた、つやのある葉から艶葉木(つやはき)が転じた、葉が厚いことから厚葉木(あつばぎ)が転じたなど諸説あります。なお、椿は日本でつくった国字で春に花が咲くことをあらわしています。白い椿の花言葉は、完全な美しさ・極上の愛らしさ・申し分のない魅力です。撮影::下関市園芸センターIMG_4476

1月27日(火)スイセン

「鰭酒や記憶も共に飲みにけり」

これはスイセン水仙、日本水仙は、地中海沿岸原産のものが中国に渡り、その後渡来したとされる。栽培されていたものが各地で野生化したとされるが、清楚な佇まいと香りが、華道・茶道といった日本の美意識とマッチし、重用されている。花言葉は高貴な美人・飾らない心・素朴です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_3645

1月26日(月)ソウバイ

「早梅や大和我らは無事祈る」

これはソウバイ早梅、早咲きの梅、特に立春前に咲く花を早梅と言う。梅の中には冬至梅・寒紅梅など季節を先取りして咲くよう作り出された品種もあるが、品種の別を言うのでなく、普通の梅で、いちはやく咲いた花を言うのです。花言葉は澄んだ心・気品・忍耐です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_4396

1月25日(日)カンツバキ

「一輪や生きてつかさい寒椿」

これはカンツバキ寒椿、寒椿は枝が横方向に伸びるので背丈が高くならない。せいぜい高さ1mぐらい。ただし、獅子頭または立寒椿と呼ばれる品種は背丈が高くなるので、山茶花と区別がつきにくい。この品種は寒椿でなく山茶花の一種として紹介されることもある、花びらの数は多く14枚以上。花びらはあまりしわしわにならない。花言葉は謙譲・愛嬌です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_4398

1月24日(土)シロヤマブキ

「白山吹貴実(きみ)は気高く黒褐色」

これはシロヤマブキ白山吹、白山吹の果実は黒く光沢のあるもので、だいたい4つついている。果実は花の後から膨らみそこには沢山ついているが、緑の葉に隠れて夏の間はあまり目に入らなくなる。秋になると果実が熟してまだ青い葉の間から黒くて光沢のある実が見えてくる。花言葉は気品です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_3552

1月23日(金)メギ

「流行風邪洗濯物をたたみけり」

これはメギ目木、花の名は、目の病気に効くと言われ、枝や茎を煎じて洗眼薬に使っていたことから名づけられました。葉は倒卵形で、長い枝では互い違いに生え、短い枝では束になって生える。 葉の縁にぎざぎざはなく全縁である。 紅葉もきれいである。花言葉は貴方の助けになる・過敏・はげしい気性です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_3548

1月22日(木)フユザクラ

「久女忌や男宇内を父語る」

これはフユザクラ冬桜、フユザクラはヤマザクラとマメザクラとの交雑種と考えられていて、葉が小形であることから、別名でコバザクラ(小葉桜)とも呼ばれています。十月桜と冬桜は似ているが、十月桜は八重で花びらは5~18枚、冬桜は一重で花びらは5枚。花言葉は冷静です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_3258

1月21日(水)イタビカズラ

「時止めよ過激の国へ寒の雷」

これはイタビカズラ板碑葛、夏になると濃い紫色のきれいな実を枝の節に付けます。イチジク状果するイタビカズラや同じ仲間であるガジュマルやイヌビワなどは、花を身内に隠して咲かす珍しい植物です。丸っこい外見は、一本づつの花床部分が肥大して一つになったものです。内側にへっこんだ多肉質の袋状態になったものは、イチジクの実にそっくりなのです。種を取りのぞくとジャムなどに利用することができます。撮影:下関市園芸センターIMG_3324

1月20日(火)アネモネ

「大寒や声透き通り猫白し」

これはアネモネ、愛の矢で誤って傷ついた愛と美の女神アプロディーテーは、その矢の力によって美少年アドニスを愛するようになります。しかし、アドニスは狩りで猪に殺されてしまい、その流れ出た血からアネモネの花が生まれたといいます。花言葉は君を愛す・辛抱・無邪気・期待・可能性です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_4249

1月19日(月)カランコエ

「初笑いがあっはっはっはっはと求菩提山」

これはカランコエ、サボテンと同様に多肉植物であり、肉厚な葉に水を貯めることのできる植物です。また、日の長さが短くならないと花が咲かない短日植物であり、開花時期は秋から春になります。栄養繁殖能力も高く、とても丈夫で育てやすい植物です。カランコエの花言葉は、幸福を告げる・たくさんの小さな思い出・あなたを守る・おおらかな心です。撮影:下関市園芸センターIMG_3353

1月18日(日)ガーバラ

「初誕生ただ大泣きの背負い餅」

これはガーバラ、花言葉は希望・常に前進・チャレンジ・燃える神秘の愛です。行動力を高め、新しいことに挑戦したくなるような気持ちにさせてくれます。スポーツに打ち込んでいる人へも情熱的な赤いガーベラで頑張っての気持ちを伝えてみるのもいいですね。撮影:下関市IMG_3029

1月17日(土)フユボタン

「くやしさや消えぬ追慕の冬牡丹」

これはフユボタン、冬牡丹は春咲き品種の牡丹を温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせます。春のつもりで蕾が膨らんだのですから青い長い茎と、大きな緑の葉が特徴です。一方寒牡丹は人手を介さず、自然の状態で時期が来れば花を咲かせます。ただデリケートな品種ですから、気候の状態によっては開花せずに終わってしまうものもあります。花言葉は高貴・富貴・壮麗です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_4044

1月16日(金)ロウバイ

「蝋梅や香り誘われ並びたる」

これはロウバイ蝋梅、花がろう細工のような光沢と質感をもち、梅の花に似ていることからこの名前が付きました。極寒の葉のない枝の中途で花をつけ、葉の落葉後に、梅に似た香りのよい黄色い花をうつむき加減に咲かせます。中国では厳寒期に咲く花木の代表格として、このロウバイとツバキ、ウメ、スイセンを「雪中四花」と呼ぶそうです。花言葉は先導・先見・優しい心です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_4239

1月15日(木)フクジュソウ

「産院に泣き声響き小正月」

これはフクジュソウ福寿草、フクジュソウは雪解けとともに早春を飾る黄金色の花で、福寿草という名前のとおり福を呼ぶ縁起のよい花として知られています。花は晴れた日に開き、曇りや雨の日は半開きとなります。新年を祝う花から和名はフクジュソウ(福寿草)、またはガンタンソウ、ガンジツソウ(元日草)、ツイタチソウ(朔日草)と呼ばれます。花言葉は幸福・幸せを招く・永久の幸福です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_4248

1月12日(月)カランコエ

「成人の日のありがとう父母に主に」

これはカランコエ、この属の一種である中国名の加籃菜の発音に由来するとされます。和名はベニベンケイ紅弁慶、乾燥に強く、茎を土に挿すだけで簡単に増えていくたくましさから弁慶に例えたとされます。花言葉は幸福を告げる・たくさんの小さな思い出です。撮影:直方市福智山ろく花公園。IMG_3725