10月31日(土)ススキ

「直滑降すすき銀峰鷹巣原」

これはススキ薄、漢字では「芒」とも書き、これは中国での表記である。「薄」のほうは和字(和製漢字)で、草が茂っている様子を表している。日本でも全国的に分布していて馴染みの深い草で、秋の七草の一つでもある。十五夜の月見に飾る風習は全国で見られる。俳句の季語では秋であるが、「末黒の薄(すぐろのすすき)」=焼野の薄は春の季語、「青薄」は夏の季語、「枯薄」は冬の季語というように一年を通じて登場する。花言葉は秋風に想いを乗せてです。撮影:福岡県田川郡添田町英彦山鷹巣原高原IMG_9821

10月30日(金)モミジ

「紅葉鳥優雅に飛べり豊前坊」

これはモミジ紅葉、「モミジ(紅葉)」の語源は、赤や黄の色をもみだすように色づくことから「もみず木」で、古くは秋に色づく様子を「もみづ、もみつ(紅葉つ、黄葉つ)」と呼び、それが転じて「もみじ」になったといわれます。「イロハカエデ(伊呂波楓)」とは蛙の手という意味で、葉の切れ目が七つに分かれ(実際は5~7裂)「いろはにほへと」と数えられるからだとされます。また万葉集には蛙の手に例えた「かへるで」という呼名が載っていますが、これが訛って「カエデ」になったともいわれます。花言葉は、調和・美しい変化・大切な思い出です。撮影:福岡県田川郡添田町英彦山IMG_9856

10月29日(木)ストレリチア

「貯血後に蜜柑を取りて今朝歩く」

これはストレリチア極楽鳥花、南アフリカを中心に5種程度が分布する。花は鳥の頭のような形をしているものがある。また、葉が美しく観葉植物として栽培されるものがある。バード(オブ)パラダイス、とも言う。学名の「ストレリチア」は、植物愛好家であったジョージ3世の王妃シャーロットの旧姓に由来している。花言葉は、全てを手に入れる・輝かしい未来です。撮影:北九州市総合農事センターIMG_9698

10月28日(水)バラ

「秋の薔薇香りはホール包みおり」

これはバラ、アーサー・ホーランドさんの講演を聞きこの句を詠みました。彼の書籍より”人はときめく生きものである。「ときめき」とは喜びと期待で胸がドキドキすることをいう。それが夢となって、ときめく者を夢中にさせていく。夢を実現するには、志を持つことが不可欠といえる。その志を保ち続けるには、情熱と共に行動力が求められる。その目標に向かって一歩を踏み出さなければならない。限りない挑戦に限りなく挑めばいい。”白い薔薇の花言葉は心からの尊敬です。撮影:北九州市総合農事センターIMG_9762

10月27日(火)バラ

「一瞬に一生をかけ秋薔薇」

これはバラ、秋薔薇は「あきそうび」と読む、「あきばら」では四音であるけれど「あきそうび」「あきのばら」と読むと五音となって扱いやすいのです。夏の薔薇よりも秋の薔薇は香りが強いと言われ、脆さを感じさせます。軍神アレスに心をひかれ、許されない恋は、我が子エロスが知ってしまうことになります。女神アフロディーテは夫ヘバイストスに知られるのを恐れ、沈黙の神に頼み込んでエロスの口を封じてしまいます。 このとき、女神アフロディーテがお礼として沈黙の神に贈ったのが、真っ赤な薔薇だったと言われています。花言葉は愛情・恋・美です。撮影:北九州市総合農事センター)‪#‎ばら‬ ‪#‎薔薇‬ ‪#‎バラ‬ ‪#‎花‬ ‪#‎花言葉‬IMG_9768

10月26日(月)モナラベンダー

「秋深し題面白く聞きに来る」

これはモナラベンダー、プレクトランサス。花の名は、ギリシャ語のplectron(距)とanthos(花)の意味で、距(きょ)のある花の形から名づけられました。南アフリカ原産種から作られた園芸品種で、花茎の色と花色のコントラストが魅力的です。プレクトランサスは、昼の長さが短くなると花芽をつける短日植物だそうですが、モナ・ラベンダーは初夏から晩秋にかけて咲いていて、冬は室内で咲きます。ラベンダー色の優しい色あいのさわやかな花を見ていると、心が静まり落ち着きます。花言葉は許しあう恋・沈静です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9505

10月25日(日)ハマギク

「独り来て父の墓前や秋惜しむ」

これはハマギク浜菊、茨城県から青森県にかけての太平洋岸の海辺に自生する野生菊の一種です。葉は肉厚で光沢がありますが、これは強い海風による水分の蒸発に適応したものです。すなわち、肉厚の葉に多くの水分を 蓄えると共に、ワックス様の表面の膜で蒸発を抑えています。学名をNipponanthemum nipponicumといいますが、学名のうちの属名(前半分)と種の名前(後ろ半分)の両方にニッポンが 入っていることからもわかるように、日本固有種で、古くから庭園の花としても人々に親しまれいます。花言葉は、逆境に立ち向かう・友愛です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9606

10月24日(土)シロホトトギス

「三度来て白杜鵑草やっと会い」

これはシロホトトギス白杜鵑草、花の名前は、花びらの白地にたくさんある赤紫色の斑点が、野鳥のホトトギスの胸の模様に似ている ことからつけられたものです。しかし、このシロホトトギスには斑点がまったくありません。「ホトトギス」の変種といわれているようです。属名の Tricyrtis はギリシャ語の「treis(3)+cyrtos(曲)」からきている。3枚の外花被のつけ根の部分が袋状に曲がっていることから名づけられた。種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味で、品種名の albescens は「白味を帯びた」という意味です。花言葉は永遠にあなたのもの。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9671

10月23日(金)ジニア

「外気入れ湯屋の私も紅葉色」

これはジニア百日草、Zinniaは、この花をメキシコからヨーロッパにはじめてもたらしたドイツ人医師で、植物学者のJohann.Gottfried.Zinnの名前にちなみます。和名は、初夏から秋にかけてずっと咲き続け、花期の長いことから「ヒャクニチソウ(百日草)」です。別名も同じ意から「チョウキュウソウ(長久草)」とも呼ばれます。英名は「Common zinnia」、あるいは『Youth and old age(若者と老人)』で、1個の花は2週間ほどで散りますが、新しい花が次から次へと咲き、長く楽しませてくれることから連想された名前です。花言葉は、遠い友を想う・いつまでも変わらぬ心です。撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_9574

10月22日(木)マリーゴールド

「窓の外生徒掛け声小鳥来る」

これはマリーゴールド孔雀草、属名の「ターゲテス、タゲテス(Tagetes)」は、エトルリアの美の女神である「ターゲス、タゲス(Tages)」の名前に由来します。種名には「聖母マリアの黄金の花」という意味があり、古い時代にこの植物が「marigold」と呼ばれ、聖母マリアを称えるための花だといわれていました。もともとは聖母マリアの祭日に咲いていたキンセンカに対する呼び名だったそうですが、いつの頃からかメキシコ原産のこの花を指すようになったとされます。花言葉は健康・信頼・友情です。(魅る魅るガーデニングより)撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_9580

10月21日(水)センニチコウ

「秋天のタイムスリップ今日の日へ」

これはセンニチコウ千日紅、属名の「ゴンフレナ(Gomphrena)」は、ギリシャ語の「gomphrena(ケイトウの一種)」に因んだものとされます。和名は、乾燥しても色が変わらず、百日花を咲かせるサルスベリ(百日紅)よりも長く咲く(実際は苞葉が色を保っている)ことから「センニチコウ(千日紅)」と名づけられました。別名はこの花姿から「センニチソウ(千日草)」、または「ダンゴバナ(団子花)」、「センニチボウズ(千日坊主)」と呼ばれます。英名は丸い葉鶏頭という意で、「グローブ・アマランス(Globe amaranth )」です。花言葉は、変わらぬ愛情・永遠の恋です。撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_9569

10月20日(火)コキア

「秋の山燃ゆるコキアと熱き我」

れはコキア、こんもりとまとまった樹形が特徴の一年草です。草丈は50~100cmほどに成長し、鮮やかな緑色の葉を茂らせた後、秋に紅葉して枯れてしまいます。真夏に花をたくさんつけますが、花びらがないためあまり目立ちません。日本へは中国を経由してアジアから伝わり、900年頃の書物には栽培されていた記録が残っています。「ほうき草」「帚木」という和名は、枯れた枝をホウキに利用していたことにちなんでいます。また、学名の「scoparia(スコーパリア)」も、ほうき状のという意味です。花言葉はあなたに全てを打ち明けます。撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_9522

10月19日(月)シュウメイギク

「秋明菊胸のポッケで登校し」

これはシュウメイギク秋明菊、キンポウゲ科の多年草、キクとは無縁の花です。8~10月ころ、茎先にピンク、白、淡い紅紫色の花をつけます。花の中央の球状のものはたくさんのメシベが集合したもので、そのまわりを多数のオシベが囲んでいます。花びらに見えるのはガク(萼)で、八重咲き種はガクとオシベが 花びら状に変化したものです。花は咲けども実はできず、地下茎で増えていきます。葉は株元に大きいものが集まりますが、花の近くは小さいものしかなく、花が引き立ちます。京都北山の貴船地方に多いことから、キブネギク(貴船菊)の別名があります。花言葉は忍耐です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9346

10月18日(日)イネ

「稲刈られ道一すじに果てしなし」

これはイネ稲、花の名は、いひね(飯根、飯米)の意味という説や、食糧の他に藁が畳や俵、牛馬の飼料や敷わらなど生活に結びついていたことから命根(いのちね)の意味という説などがあります。古事記で、倭建命(やまとたけるのみこと)がふるさと大和を偲んで歌った歌の、まほろばの「ほ」は稲穂の穂で、五穀の実るすばらしい所を指します。(倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山こもれる 倭しうるわし)弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」より。花言葉は神聖です。撮影:直方市永満寺IMG_9443

10月17日(土)ホトトギス

「時鳥草秘めたる心顔に出し」

ホトトギス(杜鵑草、時鳥草)という名前は、花びらの斑点模様が、野鳥のホトトギスの胸に生える羽毛の模様と似ていることからつけられました。鳥類のホトトギスは古来より「霊長」とされていたため、花もまた格調高い花として茶花や生け花に古くからよく用いられています。ユテンソウ(油点草)という別名は、若葉に油じみのような斑点が入ることからつけられました。また、学名の Tricyrtis treis は、ギリシャ語のtreis(3つ)とkyrtos(曲)で、「3枚の外花被」という花の基部が曲がっていることに由来しています。花言葉は永遠にあなたのものです。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9330

10月16日(金)ウインターコスモス

「大木の銀杏弾がまた落下」

これはウインターコスモス、キク科ビデンス属の多年草、ただし実質1年草として扱われます。コスモスの名がついていますが、属名が示すとおり、コスモスとは別の仲間の 花です。属名のビデンスはラテン語で「2本の歯」を意味し、この花の実に2本の歯のようなトゲがあることに由来します。コスモスの花期と入れ替わるように、10月から12月にかけて、コスモスに似た黄色や白のかわいい花を咲かせることから、ウインターコスモスと 呼ばれます。別名、キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)またはビデンス。花言葉は、もう一度愛します・忍耐です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9322

10月15日(木)アメジストセージ

「秋深き蕪村未知の句見つかりし」

これはアメジストセージ、夏から秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせる宿根サルビアの仲間である。薄い青色で咲き始め、次第に紫色から赤紫色へと変わる。紫の花のように見えているものは実は萼片で、その先端に白や淡桃、赤紫の小さく開いているのが花弁である。宝石のアメジスト「紫水晶」のような色合いに見えることから、この名前が付いた。 セージはラテン語の「健康」や「治療」の意味で、この種類の植物は薬用になるものが多い。花言葉は炎のような情熱です。撮影:下関市園芸センターIMG_9029

10月14日(水)パンパスグラス

「秋晴れやキャップを探しバーベキュー」

これはパンパスグラス、花の名は、Pampas(草原)とGrass(草)で、アルゼンチンの大草原パンパに生えていることから名づけられました。秋になると、こんもりした細長い緑の葉の間からすっと伸びた銀白色の大きな花穂が、高く澄み渡った青空に映えて美しいメガプランツ(巨大植物)です。銀白色の穂がキラキラと美しく輝き、秋になって穂のボリュームが増すとブラウンがかってきて人目を引きます。花言葉は。光輝・雄大な愛です。撮影:下関市園芸センターIMG_9078

10月13日(火)コスモス

「コスモスと一番搾り風美味し」

これはコスモス、キリンビール福岡工場では環境保全活動の一環として工場の緑化推進が行われていて、四季折々の花を見ることができる。工場の正面のキリン花園(約7ヘクタール)で澄んだ青空の下で約1,000万本ものコスモスが咲き乱れる。無料で開放されているのでシーズン中は人でいっぱいに。地元の特産品などを売る出店も出ているので楽しみは倍増。キリンビール福岡工場では工場見学も無料で行われ、見学後は無料で出来たての生ビールや清涼飲料水の試飲もできる。花言葉は、平和・謙虚です。撮影:福岡県朝倉市IMG_9286

10月12日(月)アフェランドラ・ダニア

「空紺碧墓前礼拝秋惜しむ」

これはアフェランドラ・ダニア、アフェランドラ・ダニアは園芸品種で、葉にくっきりとした白い葉脈が入った、いかにも熱帯植物らしい姿をしています。黄色い苞と花を咲かせるのも魅力で、春から秋の間楽しむ事ができます。強い日差しを嫌うので、レースカーテン越しの日光に当てるか、明るい日陰で育てます。花を咲かせるにはある程度の日照が必要ですが、夏はレースカーテン越しの日光でも日差しが強いので明るい日陰で育てます。熱帯の植物で耐寒性はないので、冬は暖房の効いた室内で最低温度12度以上で育てます。花言葉は、雄々しい・素敵な心です。撮影:北九州市小倉北区IMG_9250