10月15日(木)アメジストセージ

「秋深き蕪村未知の句見つかりし」

これはアメジストセージ、夏から秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせる宿根サルビアの仲間である。薄い青色で咲き始め、次第に紫色から赤紫色へと変わる。紫の花のように見えているものは実は萼片で、その先端に白や淡桃、赤紫の小さく開いているのが花弁である。宝石のアメジスト「紫水晶」のような色合いに見えることから、この名前が付いた。 セージはラテン語の「健康」や「治療」の意味で、この種類の植物は薬用になるものが多い。花言葉は炎のような情熱です。撮影:下関市園芸センターIMG_9029