これはキンラン金蘭、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、3輪から10輪くらいの花をつける。 花径は2センチくらいで、花の色は鮮やかな黄色である。 花は平らには開かず上向きに半開し、下から上へと咲き上る。 唇弁は上の唇と下の唇とに分かれる。 上唇には赤い斑が入り、縦長の筋がある。 下唇は浅い円錐状の距になっている。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類に登録されている。花言葉は眠れる才能です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはシラン紫蘭、日当たりのいい草地、湿原などに自生しています。大変強健な花で、群生して生えている様子は 美しく見るものを感動させます。茎の先端にラン科の花らしい特徴のある赤紫色の花をつけます。先のとがった細長い葉が4~5枚、根元の方で 鞘状に茎を抱きこんでいます。シランの偽球茎は白及(びゃっきゅう)という名の生薬として利用されています。胃カタルや胃潰瘍の止血には、乾燥品を煎じて 飲用します。乾燥品の粉末を油や水で練って塗ると、止血、あかぎれ、ひびに薬効があるとされています。花言葉はあなたを忘れないです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはハナミズキ花水木、約100年前、平和の使者として当時の東京市長、尾崎行雄氏がワシントンに桜を送り、その返礼としてハナミズキは、日本にやってきました。つまり、ハナミズキは日米親善のかけわたしであり、日本ではハナミズキが、アメリカでは桜が人々を和ませているのです。また、ハナミズキと言えば、一青窈さんの「ハナミズキ」を思い浮かべる人も多いと思います。「君と好きな人が百年続きますように・・」実はこの歌、アメリカの9.11の事件後、平和を訴えたくて作られた曲だそうです。花言葉は、私の思いを受けて下さい・華やかな恋です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはヒメウツギ姫空木、初夏を飾る花として古くから親しまれています。ヒメウツギは全体に小柄でウツギよりもほっそりしているのでヒメウツギ(姫空木、姫卯木)といわれ、このヒメウツギやマルバウツギ、バイカウツギなどを総称してウツギといいます。ウツギは各地の山野に自生し、材は極めて固いので木釘や楊枝などに使用され、枝葉の煎汁は黄疸に効くといわれます。昔はこのウツギの花が咲く頃を合図に田植えの準備をし、雨が多くこの花が少ない年は凶作、ウツギの花が多い年は豊作だと占っていたそうです。花言葉は秘密・秘められた恋・夏の訪れです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはラナンキュラス、原種が湿地を好み、葉の形がカエルの足に似ていることからラテン語の「rana (カエル)」 を語源として名づけれられたといいます。豊富な色と幾重にも重なりあったボリュームのある花を咲かせますが、原種は5弁の黄色い花で、こんもりと金色に輝くその姿からバターカップ(Buttercup)という英語の別名もあります。花言葉は、とても魅力的・晴れやかな魅力・光輝を放つです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはバラ薔薇、バラの花束を贈る時、本数が少ないと物淋しいだろうと多い方がいいと思われがちです。でも実は贈る本数によっても花言葉の意味が違います。1本:一目ぼれ、2本:この世界は二人だけ、3本:愛しています・告白、6本:あなたに夢中、7本:ひそかな愛、11本:最愛、15本:永遠の友情、99本:永遠の愛・ずっと好きだった、108本:結婚して下さい、999本:何度生まれ変わってもあなたを愛する。撮影:北九州市小倉北区
これはツツジ躑躅、【 躑 】音読み はテキ、訓読みはたちもとおる。【 躅 】音読みは チャク、訓読みはたちもとおる。語義は行きなやむ。行きつ戻りつする。足もとがふらつく。二三歩行っては止まること、進まないことの意味です。花言葉は愛の喜び・情熱・初恋です。撮影:北九州市小倉北区
これはナルコユリ鳴子百合、山地の林や山野の草地に生える多年草です。名の由来は、花のつき方が、田畑から害鳥を追い払う鳴子に似ていて、この様子を見立てて付けられました。春、土の面からナルコユリの芽は土の面から真直ぐに、力強く、顔をだします。 葉のわきから出る花柄が、枝分かれしてその先に、緑白色の長さ2cmくらいで、筒状ないし釣鐘状の花を、3~5個つけます。先の方は色が緑色を帯び、そして葉の下に、淡緑色の花が並んで、垂れ下がります。花言葉は元気を出して・心の痛みを判る人です。撮影:北九州市小倉北区
これはハナニラ花韮、和名は、花が美しく、葉と球根にニラのような匂いがあるためハナニラとつけられました。ただ食用のニラとは別の植物です。今までに何度か種名や科名が繰り返されていますが、園芸上の属名の「ブロディア」、または「イフェイオン」と呼ばれています。早春に細い茎を伸ばして愛らしい星形の花を無数に咲かせます。派手ではありませんが草丈の割には花が大きいので見栄があり、花弁の先端は尖っています。花言葉は愛しい人・耐える愛です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはシバザクラ芝桜、名は茎葉が芝生のように地を這い、ピンクや白の美しい花が一面に地面を覆うのでシバザクラ(芝桜)と名づけられました。茎はかたく丈夫で、茎が地面につくと節から根を出して新しい株を作り、桜に似た小さな花が広がり、まるで広大なピンクのじゅうたんを敷き詰めたかのような光景になります。花言葉は合意・一致・忍耐・燃える恋です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはサボテン、16世紀後半にサボテンを持ち込んだ南蛮人(ポルトガル人・スペイン人)がウチワサボテンの樹液をシャボン(石けん)として利用していたため、「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったといわれます。英語名のカクタス(Cactus)は、ギリシア語でトゲのある植物を意味する「カクトス」に由来します。花言葉は、燃える心・偉大・暖かい心・枯れない愛です。撮影:下関市園芸センター
これはリュウキンカ立金花、春から夏にかけて咲き沼地や湿地に群生する。水芭蕉の咲く頃、一緒に咲きそろう。名前は、金色のような黄色の花が立っているように見えるところから。また、流れに沿って群生する黄金色の花のようすから、流金花とも書く。花言葉は、必ず来る幸福・あなたと会える幸せです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはキモクレン黄木蓮、モクレン科の落葉高木。カナダからアメリカにいたる北アメリカの東部地域が原産です。ハクモクレンやモクレン(紫色のモクレン)が咲き終わった5~6月ころ、葉の展開とともに花を咲かせます。つぼみは緑色で花が開くにつれて、 だんだん黄色に変化していきます。花言葉は持続性・恩恵・崇敬です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはフゲンゾウ普賢象、サトザクラの仲間の1つである。葉の先は尖り、縁には重鋸歯がある。開花時期は4月の中旬から下旬である。花径が4、5センチある八重咲きの大輪で、花弁数は30枚から40枚くらいある。花の色はかすかに紅色を帯びている。葉化した2本の雌しべを突き出しているのが特徴である。名の由来は、それを普賢菩薩の乗る象の牙に見立てたものである。一総につく花の数は2、3輪である。散りぎわになると花芯が赤味を帯びる。花言葉はしとやかさです。撮影:北九州市白野江植物公園
これはギョイコウ御衣黄、花は特徴的な緑黄色であり、そこから次第に黄色からピンクへと変わっていく珍しい神秘的な桜。名前の由来は、花の色が高貴な貴族の衣裳の萌黄色(もえぎいろ)に近いためこの様な名前が付いたと言われています。ソメイヨシノより遅く、4月の下旬頃に緑色の花を咲かせます。花言葉は永遠優美です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはウンナンオウバイ雲南黄梅、縦横に伸ばした茎に春の芽ぶきと同時に花を付け、濃い黄色なので遠くから目を引きます。半つる性で垂れ下がり、花は5センチ位で枝に粗めに花をつけます。似ている花で雲南黄梅より小型の黄梅(おうばい)があります。江戸時代、春を迎える花として大切にされ、親しまれていたとされます。「迎春花」をそのまま用いてオウバイと読ませることもあります。花言葉は恩恵・控えめな美・期待です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはハナズオウ花蘇芳、開花時期は 4/ 5 ~4/25頃、中国原産、江戸時代初期の頃に日本に渡来。葉が出てくる前にピンク色の小さい蝶形の花がたくさんかたまって咲く。蘇芳という言葉はマレー語のサパンから来ている。また、この蘇芳から名づけられたのは、この花の色が、神代から重要な赤色染料とされた”スオウ”の木の染汁の色に似ていることから。花言葉は喜び・質素・目覚めです。撮影:北九州市白野江植物公園
これはムスカリ、地中海沿岸-南西アジアにおよそ40種が分布する球根植物です。水栽培でおなじみのヒヤシンスとは非常近縁の植物です。ムスカリの名前はギリシャ語の麝香(じゃこう)に由来し、ある種の花が強い芳香を放つところからきています。英名のグレープヒヤシンスは花姿がブドウの房のように見えるところにちなみます。花言葉は通じ合う心・寛大な愛・明るい未来です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはセンリコウ千里香、花は大輪、一重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。花に芳香があることが品種名の由来となった桜です。桜の中で、オオシマザクラやヤマザクラの系統の桜には芳香があり、それらの交配で生まれた特に香り高い里桜は「匂い桜」と呼ばれています。匂い桜はソメイヨシノの出現まで大切に扱われ、「御所匂い」「八重匂い」「千里香」などの銘がつけられいます。花言葉は美麗・純潔・高尚です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはウコンザクラ鬱金桜、ソメイヨシノの開花の後、4月中旬~下旬に淡黄緑色で直径約4cmの花がやや垂れ下がって咲きます。黄色の花を咲かせるサクラで、名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色に由来し、それらと混同されないよう「鬱金桜」あるいは「鬱金の桜」と呼ばれることもあります。また、別名として「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などがありますが、これらの別称はギョイコウザクラを指すこともあります。花言葉は豊かな教養・善良な教育・しとやかです。撮影:北九州市白野江植物公園
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