これはシラン紫蘭、日当たりのいい草地、湿原などに自生しています。大変強健な花で、群生して生えている様子は 美しく見るものを感動させます。茎の先端にラン科の花らしい特徴のある赤紫色の花をつけます。先のとがった細長い葉が4~5枚、根元の方で 鞘状に茎を抱きこんでいます。シランの偽球茎は白及(びゃっきゅう)という名の生薬として利用されています。胃カタルや胃潰瘍の止血には、乾燥品を煎じて 飲用します。乾燥品の粉末を油や水で練って塗ると、止血、あかぎれ、ひびに薬効があるとされています。花言葉はあなたを忘れないです。撮影:直方市福智山ろく花公園