これはオオヤエクチナシ大八重梔子、アカネ科の常緑低木。クチナシの園芸品種で、中国原産のクチナシがヨーロッパに渡り、改良されたものです。このため、セイヨウヤエザキクチナシの名も あります。6~7月ころ、枝先に直径が10cm前後の大輪の八重咲きの花を咲かせます。濃厚な香りを周囲に漂わせますので、その存在がすぐにわかります。ただ花は すぐにだんだん黄色がかってきて、枯れていきます。公園や路側帯の植栽によく利用される木です。花言葉は私は幸せ者です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはアジサイ紫陽花、花の色がさまざまに変化します。土壌が酸性だと青い花、赤い花が咲く場合はアルカリ性が強いとされます。同じ株でも根によってアルミニウムイオンの吸収量が変わったりすると、青系と 赤系の咲き分けも起こったりします。もっとくわしく花の色の変化を見てみます。つぼみのときは葉緑素の関係で淡い緑色。開花し始めるといったん白っぽくなって、それから徐々に水色または 薄紅色に縁から変化していきます。咲き終わりで全体に色が行き渡りかつ濃くなります。花言葉は強いきずな・団結です。撮影:福岡県豊前市
これはガクアジサイ額紫陽花、夏に、真ん中に集まった両性花(本当の花)のつぼみを囲んでついた装飾花(萼)が開いて、大きく色が鮮やかになった頃、小さな両性花が5枚の花びらを広げて咲きます。花の名は、藍色の花が集まるという意味の集真藍(あづさあい)が変化したアジサイの、両性花の周りに咲く装飾花を額縁に見立てて名づけられました。多くの花が雨で痛むとき、雨にぬれ美しさをますガクアジサイの楽しみは、中央に固まって咲く細かな両性花が見られることです。花言葉は謙虚です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはナガバミズアオイ長葉水葵、ミズアオイ科の多年草。北米の湿原や沼地に自生する水生植物です。6~9月ころ、10cm前後の穂状花序にちょっぴり紫がかった淡い青色の花を多数咲かせます。暑くなる時期、ひとときの涼しさを与えてくれるような 花です。ただし、それぞれの花は1日でしぼむ一日花です。ホテイアオイの仲間ですがこちらは浮遊性はなく、水中の土の中に根茎を伸ばし、光沢のある葉を水面にのぞかせ生育していきます。草丈は60~90cm になります。別名はポンテデリア・コルダータ。花言葉は同情です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはビャクブ百部、利休草とも呼ばれます。ビャクブ科の多年草です。中国が原産で、わが国には江戸時代に薬用として渡来しました。6~8月ころ4弁で緑色の目立たない花を咲かせます。ただし、花柄の下部が葉の主脈と合生するので、葉の真ん中から花柄が伸びているように見え、 ちょっと珍しい花姿をしています。茎の上方がツル性になり他の植物に巻きつき、最大2mほどになります。根茎を陰干ししたものは漢方薬で百部根(びゃくぶこん)と呼ばれ、鎮咳・駆虫などに利用されます。花言葉は奥ゆかしさです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはユリズイセン百合水仙、ブラジル北部が原産のユリ科の多年草です。園芸品種で見かけるアルストロメリアの原種のひとつです。ただ園芸品種のアルストロメリアを ユリズイセンと呼ぶことも多いようですが、アルストロメリアとは異なる花としています。英名はAlstroemeria psittacinaで、 これで呼べば混乱はないのでしょうが。花期は5~7月ころ。茎先に放射状に数個の赤い花を咲かせます。花弁には黒褐色の縞模様がたくさんは入っていて、強い植物で旺盛に増えていきます。根からはデンプンが採取できるそうです。花言葉は持続・幸福な日々です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはカルドン、 キク科の多年草。地中海地方の原産で、古代から栽培されていたようです。アーティーチョーク(朝鮮アザミ)によく似ていますが、アーティーチョークの野生種です。7月ころ、茎先にアザミに似た直径10cm前後の淡い赤紫色の花を咲かせます。高さが1~2mになる大型の植物で、葉は緑白色、羽状に切れ込んで います。葉には鋭いトゲがところどころにあります。ヨーロッパを中心として、葉柄が蒸し煮などにして食用にされています。花言葉は、独立・孤独な人です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはネムノキ合歓木、マメ科の落葉高木。東北地方以南に自生し、荒地にも耐えて生育する強い 木です。6~7月ころに咲く、淡いピンクの混ざった花は繊細で可憐です。ただし、長さ3~4cmの糸状のものは実はオシベで、 花弁はその根元にあり、長さ1cm足らずで目立ちません。メシベは白色でオシベより少し長いそうですが、見つけ出すのがむずかしいです。ひとつの花と見えるものは、実は10~20コの筒状花の集まりです。花は夕方になると開花します。名の由来は、夕方になると羽状の葉が合わさって閉じてしまうことからきています。花言葉は安らぎです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはノウゼンカズラ凌霄花、中国、北アフリカ原産のつる性落葉低木で、日本には平安時代に渡来したといわれます。つるの長さは10mにもなり、付着根を出して木や柱や壁など近くのものに絡みつき、とても生育旺盛なので他の植物枯らせてしまうこともあります。「凌霄」は「空をしのぐ」という意で、つるが空高くのぼることからといわれます。英名は「トランペットフラワー(trumpet flowew)」。花言葉は豊富な愛情・愛らしい・栄光です。撮影:北九州市小倉北区
これはバラ薔薇、バラは様々な形で交配され、多くの花色、姿形を持つ現代バラ(モダンローズ)が誕生し、同時に香りも多様性を持つようになりました。20年以上をかけてオールドガーデン・ローズ、現代バラの香りを科学的に分析し10のノート(まとまった香りのニュアンス、あるいは香調のこと)に整理されました。それを踏まえ実際のバラを、成分を確認しながら嗅いだ結果、今日の香りタイプの基準となる7つの香りタイプに分けられました。花言葉は、情熱・美貌・・あなたを愛するです。撮影:ガラスの森美術館
これはシャクナゲ石楠花、大涌谷周辺の火山活動が、噴火警戒レベル2となり、火口周辺規制が出されたことから、県道734号(大涌谷小涌谷)大涌谷三叉路から大涌谷園地駐車場までを通行止めになっていました。通行規制については、今後の火山活動状況により変更する場合があるとのこと。箱根ロープウェイは桃源台駅~大涌谷駅~早雲山駅の全線が運休。ただし、桃源台駅~姥子駅~早雲山駅の区間は代行バスが運行されています。花言葉は、「威厳」「警戒」「危険」「荘厳」です。撮影:箱根小涌谷
これはアジサイ紫陽花、 見頃・開花時期:通年 【四季咲き】クリスタル・ガラスのあじさい“オルテンシア”は、箱根ガラスの森美術館の庭園でしか見ることの出来ない大変珍しいあじさいです。直径1.4cmのクリスタルガラスが約14,000粒付いており、太陽光と風を受けキラキラと輝きます。花言葉は、ひたむきな愛情です。撮影:箱根ガラスの森美術館
これはガクアジサイ額紫陽花、世界では18歳が当たり前。ノルウェーの総選挙で全国の中・高校生が地元の候補者を質問攻めにし、模擬投票を行う。政党は18歳の声を無視できず、若者を意識した政策を打ち出す。政治と若者の間には、一票をかけた真剣勝負があった。身構える必要はない。迷った時はみんなで話をしよう。家族や友人、先生、職場やバイト先の同僚。政治家の街頭演説に行っても、デモに参加したっていい。一歩を踏み出せば、きっと何かが見えてくるはずだ。制服やジャージー姿のみなさんが、投票所で一票を投じている。そんな光景を見ることができる来年がたまらなく待ち遠しい。朝日新聞「18歳になるあなたへ(抜粋)」。額紫陽花の花言葉は謙虚です。場所:小田原城
これはバラ薔薇、箱根ガラスの森美術館の庭園では、西洋で生まれたオールドローズから日本で作出されたモダンな品種まで、約200種300株のバラが開花します。2013年に誕生した「薔薇の回廊」では香り高く美しい花々を楽しめます。水車小屋近くのエリアには、香り高いバラを集まり。ミルラ、フルーティ、ダマスクなど様々なバラの香りの違いを楽しむことができました。赤い薔薇の花言葉は、あなたを愛します・熱烈なる恋・私を射止めてです。撮影:箱根ガラスの森美術館
これはツルアジサイ蔓紫陽花、見頃・開花時期:5月下旬から6月中旬、箱根ガラスの森で最も早く開花するあじさいです。水車小屋とカフェレストランの壁に気根を張って這い上がり、可愛らしい白い花を咲かせます。早川のせせらぎと緑あふれる山間部エリアでは箱根山や、富士山、伊豆地方の近隣に自生する品種や、七段花・・ベニガクなどの希少な品種。日本各地に分布するヤマアジサイ系統、ガクアジサイ系統など多くの品種があります。撮影:箱根仙石原箱根ガラスの森美術館
これはアジサイ紫陽花、箱根登山鉄道沿線のあじさいは、6月中旬頃から開花の時期を迎えます。このあじさいの咲く時期の箱根登山電車は”あじさい電車”の愛称で親しまれています。箱根登山電車はその名のとおり箱根の山を登りますが、各地点での標高とともにあじさいの見ごろも7月中旬にかけて少しずつ上っていきます。車窓に触れるほど咲き誇る沿線のあじさいを、ゆっくり走る登山電車からお楽しみました。花言葉は辛抱強い愛情です。撮影:箱根登山電車
これはアジサイ紫陽花、小田原城あじさい花菖蒲まつりに行く。この小田原城東堀・花菖蒲園は約6000株の花菖蒲が植えられています。紫陽花は2100株があります。また、19時から20時は常盤木橋周辺の花菖蒲とあじさいはライトアップされるそうです。とても壮観でした。白いあじさいの花言葉は寛容です。場所:小田原城東堀花菖蒲園
これはスカシユリ透百合、和名の「スカシユリ(透かし百合、または透百合)」は花被片基部が細まって、花弁と花弁の間が透けて見えることから名づけられています。スカシユリは日本北部、アジア北東部原産の球根類です。スカシユリは在来品種のほか、欧米の改良品種や両者の交雑種もあり、園芸的には栽培品種を総称してスカシユリといいます。現在スカシユリとして最も多く出回っているのは、黄色やオレンジの明るい花を咲かせる「アジアンティック・ハイブリット系(L・Asiatic Hybrid」です。花言葉は注目を浴びる・神秘的な美・飾らぬ美です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはアジサイ紫陽花、鎖国時代の長崎に来日したドイツ人医師シーボルトが国外追放となった時(シーボルト事件/1828年)、紫陽花を祖国に持ち帰り「オタクサ」と命名しました。この名前は、国外追放・再渡航禁止処分を受けたシーボルトが、彼が愛した日本人女性・楠本滝(くすもとたき/お滝さん)を想ってつけたものと言われ、ここから「辛抱強い愛情」という花言葉が生まれました。あじさいは装飾花なので開花期間が長く、しとしとと降る雨の中、じっと耐え忍ぶように咲いている姿からこの花言葉がつけられました。撮影:北九州市白野江植物公園
これはテイカカズラ定家葛、歌人、藤原定家は、才色兼備の女流歌人である式子内親王に恋心をもったが、後白河帝の第三皇女とあっては、とても手の出しようがない。清らかな処女として内親王は加茂の斎宮になり、やがて出家して死んでしまった。それから40年ののち、79歳で定家はこの世を去ったが、彼の塚からは不思議な草が生え出し、それほど遠くない式子内親王の墓に向かって細いカズラを伸ばし、墓に達すると葉を茂らせて、塚を覆い尽くしたという。世の人たちは、「定家の執念が残っていて、今やっと思い人を抱きしめることができたのだろう」と噂し、この草を「定家葛」と呼ぶようになった。花言葉は優美な女性。撮影:直方市福智山ろく花公園
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