9月20日(日)ハギ

「青き空萩を見上げし伸びのびと」

これはハギ萩、花名のハギの語源には諸説あり、古い株から芽を出すことから「生芽(ハエキ)」が転訛したともいわれます。なお、「萩」の字は「艸(くさかんむり) + 秋」という意味の国字で、中国語の「萩」はキク科ヤマハハコ属を指すといわれます。花言葉の「思案」「内気」は、ハギのひかえめでこまやかな美しさに加え、どことなく寂しげな風情にちなむともいわれます。しなやかな枝を伸ばし、美しい紫紅色の花をつけるハギ。山野に自生し、古く日本人に愛されてきたハギは秋の七草(ななくさ)の一つです。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_8768