7月9日(木)アスチルベ

「小暑にて唱歌を奏で追い払う」

これはアスチルベ、アメリカや東アジア原産の多年草で、14種あります。アスチルベの葉は切れ込みがり、茎の下部に羽状の複葉が広がり上部にはほとんどありません。花色は赤やピンク・白・藤・暗褐色など多彩で、細くてかたい茎の先にのふわふわとした泡のような小花を密生させます。属名の「アスチルベ(Astilbe)」は、ギリシャ語の「a(欠く・無)」という否定の語と「stilbe(輝き)」からなり、花のひとつひとつが小さく地味で目立たないことから、または葉に艶が無いからとされます。花言葉は恋の訪れ・心のまま・控えめです。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_6831