7月4日(土)ヤマユリ

「山に入り誘う芳香百合の花」

これはヤマユリ山百合、日本特産の球根植物で、東北~近畿地方かけて自生する球根類です。花は漏斗状で大きく、花びらの半分以上が強く反り返っています。白い6枚の花弁には黄色の筋と赤褐色の斑点が入り、雄しべの先の葯の朱色がアクセントとなって、花言葉どおり美しさと品格を備えています。属名の「リリウム(Lilium)」は古いケルト語の「li(白)」と「lium(花)」に由来します。名前のユリは、花と茎が揺れて動く様子から「ユリ(百合)」。和名の「ヤマユリ(山百合)」は文字どおり山中に生えていることによります。花言葉は荘厳です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_7654