8月19日(水)ハンゲショウ

「半夏生幼き時のはたけかな」

これはハンゲショウ半夏生、上部の葉の脇から長さ10~15センチくらいの穂のような形をした総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。 花には花弁も萼片もない。 雌しべが4つに分かれ、そのまわりに6本の雄しべがある。 花序ははじめは垂れているが、開花につれて立ち上がる。 また、花期になると上部の葉の表面が白く変色する。 このため「半化粧」の文字を充てたり、片白草(カタシログサ)と呼ばれたりもする。 花期に葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためである。 花期が終わると葉の色は緑色になる。花言葉は、内に秘めた情熱・内気です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_8183