8月17日(月)スパイダーリリー

「新涼や高原の風ドイツ菓子」

これはスパイダーリリー、原産地は西インド諸島および中南米に自生しています。異質な6本の花弁がまるで蜘蛛を思わせるような佇まいと良い香りのするヒガンバナ科ヒメノカリス属の半耐寒性球根植物です。開花時期は7月~8月ごろで日本に渡来してきた時期は不明です。一度目にしたら忘れたくても忘れられない絶大な存在感はピカイチです。中心のアサガオを思わせるような副花冠がとても美しいためにギリシャ語でhemen(膜=副花冠)calos(美しい)を組み合わせたものが学名となりました。人の手を加えていない野生種の花です。花言葉は情熱・あなたを見つめています。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8373