8月18日(火)ノボタン

「野牡丹や散り行くことはいさぎよく」

これはノボタン野牡丹、ノボタンは東南アジア、ブラジル原産の常緑低木です。現在ノボタンの名前で出回っているのは、チボウキナ(ティボウキナ)属の「シコンノボタン」やその園芸品種で、「シロノボタン」、花弁の細い「ピンクノボタン」が流通しています。実際のノボタンは沖縄に自生しほとんど出回りません。ノボタンと紫紺のボタンの違いは、シコンノボタンの葯が紫色に対して、ノボタンの葯は黄色(写真上段中央)です。またノボタンは3~7月頃に咲きますが、シコンノボタンは夏から冬の長い期間、一日花を次から次へと咲かせます。花言葉は、謙虚な輝き・ひたむきな愛情・落ち着きです。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8351