これはヒルガオ昼顔、花径5~6センチくらいの淡い紅色をした漏斗形の花を咲かせる。 名前は昼間に花が開くことからきているが、場所によっては朝のうちから開花している。 夕方にはしぼんでしまう一日花である。葉は長さ10~15センチくらいの三角形をしており、先は丸みがあり、根元は左右両側に突き出る。 互い違いに生える。万葉集にも容花(かほばな)の名で登場する。 干して利尿薬とする。 なお、近縁種に西洋昼顔(セイヨウヒルガオ)がある。花言葉は固い絆・愛しい愛情です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはスモモ李の実、中国原産。春、梅や桜に似た白い花が咲く。梅が終わってから桜が咲き出す寸前、という頃。くっきりした5弁花。実(み)は、プラム、ソルダムの名前でよく知られる、「スモモ」の実になる。サンタローザ、スタンレーという品種もある。干したものや、ジャムにもなる。実の酸味が強いことから「酢桃」になり、それが漢名の「李」の訓読みになった、とのこと。読み方は「すっぱい桃」→「すもも」の説あり。花言葉は幸福な日々・誠意・独立です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはユリ百合、ユリは茎が細く花が大きいため、自然に風に揺れる様子から「揺すり」と呼ばれ、それが変化して「ゆり」になったともいわれます。また、ユリはラテン語でlilium(リリウム)ということから、英語ではlily(リリー)、フランス語ではlis(リス)となりました。キリスト教では白いユリ(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられた花であることから純潔のシンボルとされます。花言葉は、陽気・愉快です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはハス蓮、ハスの古名「はちす」は、ハスの花托(花床)が蜂の巣のように見えることに由来するといわれます。そのはちすがなまって変化したのが「はす」です。仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせるハスの姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされています。また、よい行いをした者は死後に極楽浄土に往生し、同じハスの花の上に身を託し生まれ変わるという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっています。花言葉は清らかな心・神聖です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはヤマユリ山百合、日本特産の球根植物で、東北~近畿地方かけて自生する球根類です。花は漏斗状で大きく、花びらの半分以上が強く反り返っています。白い6枚の花弁には黄色の筋と赤褐色の斑点が入り、雄しべの先の葯の朱色がアクセントとなって、花言葉どおり美しさと品格を備えています。属名の「リリウム(Lilium)」は古いケルト語の「li(白)」と「lium(花)」に由来します。名前のユリは、花と茎が揺れて動く様子から「ユリ(百合)」。和名の「ヤマユリ(山百合)」は文字どおり山中に生えていることによります。花言葉は荘厳です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはアガパンサス、属名の「アガパンサス(Agapanthus)」はギリシャ語の『agape「アガペ」(愛)』と『anthos「アントス」(花)』からなり、この花の愛らしさに由来します。和名は「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」ですが、クンシランの仲間ではなく、クンシラン(ヒガンバナ科)に似た草姿と花姿によります。英名は「African lily(アフリカン リリー)」、または「 African blue lily(アフリカン ブルー リリー)」です。花言葉は優しい気持ち・愛しい人・恋の訪れです。撮影:北九州市白野江植物公園
これはダリア、ダリアの原産地はメキシコ(グアテマラ)の高原地帯と言われています。キク科ダリア属、春植え球根植物です。日本へは1841年(江戸時代後期)に渡来し天竺牡丹と呼ばれていました。ダリアは、花の色・形・大きさのすべてが豊富です。色は青や緑はありませんが、それ以外の色なら白から黒に近い色まであリます。また、大きさでは花径3㎝程度の小輪から、花径30㎝にもなる超巨大輪まであります。そして、花の型は実に多彩です。毎年多くの品種が作り出され、その数は3万種を超すといわれています。花言葉は忠実・清純な恋です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはオカトラノオ岡虎の尾、サクラソウ科。北海道から九州まで、日本各地の日当たりのよい草原や山地に分布する多年草です。6~7月ころ、茎の先端に穂状の花序を作り、花序の根元から先の方に向かって、花が咲き上がっていきます。花色は白、花びらは5枚でオシベも5本、 メシベは中心に1本です。花序全体のなだらかな曲線も優美ですが、ひとつひとつの花も愛らしいものです。名前の由来は、長くのびて垂れ下がった花序を虎の尻尾にたとえたもの。 俗名として、「ネコノシッポ」と呼ぶ地方もあるそうです。花言葉は清純な恋・忠実です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはオオヤエクチナシ大八重梔子、アカネ科の常緑低木。クチナシの園芸品種で、中国原産のクチナシがヨーロッパに渡り、改良されたものです。このため、セイヨウヤエザキクチナシの名も あります。6~7月ころ、枝先に直径が10cm前後の大輪の八重咲きの花を咲かせます。濃厚な香りを周囲に漂わせますので、その存在がすぐにわかります。ただ花は すぐにだんだん黄色がかってきて、枯れていきます。公園や路側帯の植栽によく利用される木です。花言葉は私は幸せ者です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはアジサイ紫陽花、花の色がさまざまに変化します。土壌が酸性だと青い花、赤い花が咲く場合はアルカリ性が強いとされます。同じ株でも根によってアルミニウムイオンの吸収量が変わったりすると、青系と 赤系の咲き分けも起こったりします。もっとくわしく花の色の変化を見てみます。つぼみのときは葉緑素の関係で淡い緑色。開花し始めるといったん白っぽくなって、それから徐々に水色または 薄紅色に縁から変化していきます。咲き終わりで全体に色が行き渡りかつ濃くなります。花言葉は強いきずな・団結です。撮影:福岡県豊前市
これはガクアジサイ額紫陽花、夏に、真ん中に集まった両性花(本当の花)のつぼみを囲んでついた装飾花(萼)が開いて、大きく色が鮮やかになった頃、小さな両性花が5枚の花びらを広げて咲きます。花の名は、藍色の花が集まるという意味の集真藍(あづさあい)が変化したアジサイの、両性花の周りに咲く装飾花を額縁に見立てて名づけられました。多くの花が雨で痛むとき、雨にぬれ美しさをますガクアジサイの楽しみは、中央に固まって咲く細かな両性花が見られることです。花言葉は謙虚です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはナガバミズアオイ長葉水葵、ミズアオイ科の多年草。北米の湿原や沼地に自生する水生植物です。6~9月ころ、10cm前後の穂状花序にちょっぴり紫がかった淡い青色の花を多数咲かせます。暑くなる時期、ひとときの涼しさを与えてくれるような 花です。ただし、それぞれの花は1日でしぼむ一日花です。ホテイアオイの仲間ですがこちらは浮遊性はなく、水中の土の中に根茎を伸ばし、光沢のある葉を水面にのぞかせ生育していきます。草丈は60~90cm になります。別名はポンテデリア・コルダータ。花言葉は同情です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはビャクブ百部、利休草とも呼ばれます。ビャクブ科の多年草です。中国が原産で、わが国には江戸時代に薬用として渡来しました。6~8月ころ4弁で緑色の目立たない花を咲かせます。ただし、花柄の下部が葉の主脈と合生するので、葉の真ん中から花柄が伸びているように見え、 ちょっと珍しい花姿をしています。茎の上方がツル性になり他の植物に巻きつき、最大2mほどになります。根茎を陰干ししたものは漢方薬で百部根(びゃくぶこん)と呼ばれ、鎮咳・駆虫などに利用されます。花言葉は奥ゆかしさです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはユリズイセン百合水仙、ブラジル北部が原産のユリ科の多年草です。園芸品種で見かけるアルストロメリアの原種のひとつです。ただ園芸品種のアルストロメリアを ユリズイセンと呼ぶことも多いようですが、アルストロメリアとは異なる花としています。英名はAlstroemeria psittacinaで、 これで呼べば混乱はないのでしょうが。花期は5~7月ころ。茎先に放射状に数個の赤い花を咲かせます。花弁には黒褐色の縞模様がたくさんは入っていて、強い植物で旺盛に増えていきます。根からはデンプンが採取できるそうです。花言葉は持続・幸福な日々です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはカルドン、 キク科の多年草。地中海地方の原産で、古代から栽培されていたようです。アーティーチョーク(朝鮮アザミ)によく似ていますが、アーティーチョークの野生種です。7月ころ、茎先にアザミに似た直径10cm前後の淡い赤紫色の花を咲かせます。高さが1~2mになる大型の植物で、葉は緑白色、羽状に切れ込んで います。葉には鋭いトゲがところどころにあります。ヨーロッパを中心として、葉柄が蒸し煮などにして食用にされています。花言葉は、独立・孤独な人です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはネムノキ合歓木、マメ科の落葉高木。東北地方以南に自生し、荒地にも耐えて生育する強い 木です。6~7月ころに咲く、淡いピンクの混ざった花は繊細で可憐です。ただし、長さ3~4cmの糸状のものは実はオシベで、 花弁はその根元にあり、長さ1cm足らずで目立ちません。メシベは白色でオシベより少し長いそうですが、見つけ出すのがむずかしいです。ひとつの花と見えるものは、実は10~20コの筒状花の集まりです。花は夕方になると開花します。名の由来は、夕方になると羽状の葉が合わさって閉じてしまうことからきています。花言葉は安らぎです。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはノウゼンカズラ凌霄花、中国、北アフリカ原産のつる性落葉低木で、日本には平安時代に渡来したといわれます。つるの長さは10mにもなり、付着根を出して木や柱や壁など近くのものに絡みつき、とても生育旺盛なので他の植物枯らせてしまうこともあります。「凌霄」は「空をしのぐ」という意で、つるが空高くのぼることからといわれます。英名は「トランペットフラワー(trumpet flowew)」。花言葉は豊富な愛情・愛らしい・栄光です。撮影:北九州市小倉北区
これはバラ薔薇、バラは様々な形で交配され、多くの花色、姿形を持つ現代バラ(モダンローズ)が誕生し、同時に香りも多様性を持つようになりました。20年以上をかけてオールドガーデン・ローズ、現代バラの香りを科学的に分析し10のノート(まとまった香りのニュアンス、あるいは香調のこと)に整理されました。それを踏まえ実際のバラを、成分を確認しながら嗅いだ結果、今日の香りタイプの基準となる7つの香りタイプに分けられました。花言葉は、情熱・美貌・・あなたを愛するです。撮影:ガラスの森美術館
これはシャクナゲ石楠花、大涌谷周辺の火山活動が、噴火警戒レベル2となり、火口周辺規制が出されたことから、県道734号(大涌谷小涌谷)大涌谷三叉路から大涌谷園地駐車場までを通行止めになっていました。通行規制については、今後の火山活動状況により変更する場合があるとのこと。箱根ロープウェイは桃源台駅~大涌谷駅~早雲山駅の全線が運休。ただし、桃源台駅~姥子駅~早雲山駅の区間は代行バスが運行されています。花言葉は、「威厳」「警戒」「危険」「荘厳」です。撮影:箱根小涌谷
これはアジサイ紫陽花、 見頃・開花時期:通年 【四季咲き】クリスタル・ガラスのあじさい“オルテンシア”は、箱根ガラスの森美術館の庭園でしか見ることの出来ない大変珍しいあじさいです。直径1.4cmのクリスタルガラスが約14,000粒付いており、太陽光と風を受けキラキラと輝きます。花言葉は、ひたむきな愛情です。撮影:箱根ガラスの森美術館
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