これはホテイソウ布袋草、夏から秋にかけて、緑の葉のつけ根(葉柄)部分が空気をふくんで水面に浮かび、細い根を水中にただよわせて、葉の間から高く伸びた花茎の先に、淡い紫色の6弁花が次々と咲きます。花の名は、ふくらんだ葉柄を七福神の布袋様のほてい腹に見立てて名づけられました。英名のウォーターヒヤシンスは、水面に浮かぶ薄紫色の花がヒヤシンスに似ていることから呼ばれています。花言葉は、好意・恋の愉しみ・揺れる心・恋の悲しみです。撮影:下関市園芸センター
これはソンブレン孫文蓮、大正7年(1918)に日本 に亡命していた中国革命の父と言われる孫文が革命援助のお礼として、長府在住の田中隆氏に4粒の蓮の実を贈りました。その後、昭和35年に田中氏の四男隆盛氏によりハス博士大賀一郎氏に発芽育成が依頼され、昭和37年東京大学農学部付属緑地実験所において4粒のうち1粒が発芽し、「孫文蓮」と名づけられ平成6年に長府庭園へと分根されました。花言葉は、清らかな心・神聖・雄弁です。撮影:下関市長府庭園
これはヒマワリ向日葵、属名の「ヘリアンサス(Helianthus)」は、ギリシア語の「helios(太陽)」と「anthos(花)」にちなんでいます。属名にかぎらず、和名の「ヒマワリ」は太陽を追いかけて回ると思われていたことから「日回り、向日葵」とされ、また別名である「ニチリンソウ(日輪草)」や「ヒグルマ(日車)」も太陽の動きに合わせる花の意味からきています。江戸時代には漢名である「コウジツキ(向日葵)」や、「ジョウギク(丈菊)、ゲイヨウカ(迎陽花)」などとも呼ばれていたそうです。花言葉は、あなたを見つめる・光輝・敬慕です。撮影:下関市園芸センター
これはブーゲンビリア、アフリカ原産のつる性常緑低木で、南米に10種ほど分布しています。南国を思わせ、ひときわ明るく華やかな熱帯花木の代表格です。互生する葉は卵形または楕円形で、枝には鋭いトゲがあり、先のとがった葉の先端に3枚の苞を付けます。花に見える部分は葉が変化したろう紙のような質感のかさかさした苞で、本当の花は苞の内側にある、淡紅や黄色の小さく見える突起した部分です。花の名は、18世紀にブラジルでこの花を発見したフランスの航海家Louis Antoine de Bougainvilleにちなんで名づけられました。花言葉は、あなたは魅力に満ちているです。撮影:北九州市小倉北区
これはサンタンカ山丹花、枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、赤い小さな花をたくさんつける。 花冠は皿形で、先が4つに裂ける。 多くの園芸品種があり、白、黄色、紅色、淡紅色、橙色などのものがある。沖縄では三段花(サンダンカ)とする場合もある。 属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。 種小名の chinensis は「中国の」という意味である。花言葉は、神様の贈り物・喜びです。撮影:北九州市小倉南区
これはアメリカンブルー、中央アメリカ原産の非耐寒性常緑多年草で、アメリカ合衆国のモンタナ、アリゾナ、サウス、ダコタ、テキサスまで100種ほど分布しています。日本には1980年代に入ってきた比較的新しい花です。開花期間が長いのが特徴で、花数は少ないですが春から秋までつぎつぎと可憐な花を咲かせ続けます。高温乾燥に強く、茎が横に広がりこんもりと垂れ下がって咲くので窓辺のテラスを飾ったり、ハンギングバスケットにしたり、コンテナガーデンの縁取りやベースカラーにしてもよく似合います。花言葉は少年の潔き心・あふれる思いです。撮影:北九州市小倉南区
これはツルハナナス蔓花茄子。茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の花をつける。 花冠は5つに深く切れ込み、横に平らに開く。 咲き始めは紫色だが、時間が経つと白くなる。ツルハナナス(Solanum jasminoides)は、ヤマホロシ(山保呂之)とも呼ばれていますが、日本の山地に自生する近縁種のヤマホロシ(Solanum japonense)とは別の花です。属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。 花言葉は大きな恵み・微笑み・真実です。撮影:北九州市小倉北区)
これはトマト、初夏から晩夏に、毛が密生した茎の羽状の葉のわきに花柄を細く伸びし、黄色い花弁を反り返らせた花が房状に咲き、結実すると緑の実が大きくなって赤や黄色に熟して甘酸っぱい味がします。トマトは、ヨーロッパでは昔から「トマトのある家に胃腸病なし」「トマトが赤くなると医者が青くなる」などのことわざがあります。赤色の天然色素リコピンはカロテノイドの一種でトマトに多く含まれ、強力な抗酸化作用を持つことから、血流の改善や生活習慣病の予防効果などが期待されています。花言葉は完成美・感謝です。撮影:北九州市小倉南区
これ はナスの花、夏がくると、小さな紫の花びらと、黄色の雄 しべが可愛い星型の花を咲かせるナス。濃紺紫の実とのコ ントラストといい、数ある野菜の花の中でも、カラーコー ディネートのセンスは抜群といってよいでしょう。ナスは 、ナス科、ナス属の多年草。インド東部が原産で、日本に 伝えられたのは奈良時代ということです。以来、日本の風 土や文化に溶け込んで、全国各地で様々な品種が生まれま した。京都の加茂茄子、東北の小茄子、九州の長茄子など 、色々な名産のナスがあります。花言葉は希望・真実です 。撮影:北九州市小倉南区
これはハイビスカス、南国をイメージさせる夏の代表的な熱帯花木で、ハワイの州花としても有名で、またスーダン、ハイチ、マレーシアの国花でもあります。ハワイでは、パートナーを探しているときはこの花を右耳に飾り、パートナーがいる人は左耳に飾るのが原則だそうです。属名の「ヒビスクス(Hibiscus)」は、エジプトの神「Hibis(ヒビス)」とギリシア語の「Isko(似る)」からとされます。現在栽培されている種類の中心となった親木は、中国原産の「ブッソウゲ(仏桑花、仏桑華とも)」で、日本ではこの名前で親しまれています。花言葉は常に新しい美です。撮影:北九州市小倉南区
これはアガパンサス、南アフリカ南東部原産の根茎を持 つ多年草で、日本には明治の中頃に渡来しました。アガパ ンサスの種類は約20種あり、300種以上の園芸品種が あります。地中に7~9㎝の柔らかい地下茎をもち、根元 から剣のような形の茎が伸び、直立した花茎の先には薄青 紫の小花が球形となり花が開きます。そして秋には三角柱 の袋のような果実が実ります。剣のような形でつやのある 濃緑の葉を持ち、草丈は40~50cmほどの小形のもの から1mを超えるものまであります。花言葉は知的な装い です。撮影:北九州市小倉駅前
これはガウラ白蝶草、アメリカのルイジアナ州からテキサス州原産の耐寒性の多年草で、日本には明治時代に輸入されました。初夏から秋にかけて1mから2mにもなる長い花茎の先に、赤みを帯びた純白の形のよい可憐な花を下から上へと次々に咲かせます。属名の「ガウラ」はギリシャ語で、「gauros(堂々たる、華麗な)」の意のとおり、花の美しさに由来します。和名は「ハクチョウソウ(白蝶草、または白鳥草)」で、名前のとおり風に吹かれて揺れる様は白い蝶が優雅に群れ飛んでいるように見えます。花言葉は負けずぎらい・清楚です。撮影:北九州市小倉北区森林公園
これはコウショッキ紅蜀葵、花径が20センチほどもある深紅色ないし桃色の大形5弁花を横向きにつける。 花は一日花である。 雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、長く突き出す。 雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが群がっている。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。モミジアオイ [紅葉葵]の別名もある。花言葉は温和・穏やかさです。撮影:北九州市小倉北区
これはサルスベリ百日紅、漢字では「猿滑り」とも書く。 和名の由来は、樹皮が剥げやすく幹がツルツルしているので「猿も滑る」というところからきている。 別名を百日紅(ヒャクジツコウ)というが、これは花期の長さからつけられた名である。 俳句の季語は夏である。 属名の Lagerstroemia はスウェーデンの生物学者「Lagerstroumさん」の名からきている。 種小名の indica は「インドの」という意味である。花言葉は、雄弁・神秘な心です。撮影:北九州市小倉北区
これはアサザ浅沙の花、縁が糸状に裂けてフリルのようになった黄色い花を花茎の先につける。 花びらは5枚あるが、花の根元はつながっており、合弁花である。 一日花で午前中に開き、夕方には閉じる。漢字では「阿佐佐」とも書く。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 若葉は食用になり、ハナジュンサイの別名がある。 俳句の季語は夏である。花言葉は、しとやかな・平静・信頼です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはアメリカハマユウ浜木綿、名の由来は、花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからきている。 木綿(ゆう)というのは、神事のとき榊につけ垂れ下げたもののことである。 別名を浜万年青(ハマオモト)という。 これは、葉が厚く万年青(オモト)に似ているところからきている。 宮崎県の県花に指定されている。 俳句の季語は夏である。属名の Crinum はギリシャ語の「crinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。花言葉は、どこか遠くへ・あなたを信じます。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはユリのスターファイター、ゆりの甘い香りは副交感神経に作用して、新陳代謝を高め人体のホルモン分泌を促し、糖尿病・肥満等に効果があると言われています。色とりどりの花は心や身体のバランスを整えてくれるセラピー効果があります。白いゆりは神経の安定効果、赤や黄色のゆりは気分を明るくしてくれます。葉の緑は目の疲れを緩和し、安らぎを与えてくれる効果があります。花言葉は華麗・快活です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはバラ薔薇、インド北部で発見されたといわれるバラの香油は、香水として広く用いられていました。しかし、ローズオイルほどの時代でも極めて高価で、同じ重さで比較すると金の6倍以上もしたそうです。古代中国では使用できるのは支配層に限られており、フランスでも一般の人たちが使えたのは、結婚式の時ぐらいだったといわれています。19世紀の植物性の薬にはバラの成分を含んだものが多かったといわれています。病気の治癒に効果のある成分は、主に薬用バラの花びらに多く含まれていました。花言葉は永遠の愛です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはスイレン睡蓮、スイレン属スイレン科の多年生の水草です。10センチから数メートルの茎を伸ばし、水上に花と葉を浮かべます。花の色は桃や黄、紫や青など多彩です。スイレンは「睡蓮」と書き、「眠るハス」を意味します。陽射しが弱まると早々に花を閉じてしまう様子が、眠ってしまうように見えたところからこの名前が付きました。エジプトでは、ナイル川のそばにたくさん咲いていることから「ナイルの花嫁」と呼ばれ、 国花になっている。花言葉は清純な心・信頼・信仰です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはアスチルベ、アメリカや東アジア原産の多年草で、14種あります。アスチルベの葉は切れ込みがり、茎の下部に羽状の複葉が広がり上部にはほとんどありません。花色は赤やピンク・白・藤・暗褐色など多彩で、細くてかたい茎の先にのふわふわとした泡のような小花を密生させます。属名の「アスチルベ(Astilbe)」は、ギリシャ語の「a(欠く・無)」という否定の語と「stilbe(輝き)」からなり、花のひとつひとつが小さく地味で目立たないことから、または葉に艶が無いからとされます。花言葉は恋の訪れ・心のまま・控えめです。撮影:北九州市白野江植物公園
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