これはハイビスカス、南国をイメージさせる夏の代表的な熱帯花木で、ハワイの州花としても有名で、またスーダン、ハイチ、マレーシアの国花でもあります。ハワイでは、パートナーを探しているときはこの花を右耳に飾り、パートナーがいる人は左耳に飾るのが原則だそうです。属名の「ヒビスクス(Hibiscus)」は、エジプトの神「Hibis(ヒビス)」とギリシア語の「Isko(似る)」からとされます。現在栽培されている種類の中心となった親木は、中国原産の「ブッソウゲ(仏桑花、仏桑華とも)」で、日本ではこの名前で親しまれています。花言葉は常に新しい美です。撮影:北九州市小倉南区