これはガウラ白蝶草、アメリカのルイジアナ州からテキサス州原産の耐寒性の多年草で、日本には明治時代に輸入されました。初夏から秋にかけて1mから2mにもなる長い花茎の先に、赤みを帯びた純白の形のよい可憐な花を下から上へと次々に咲かせます。属名の「ガウラ」はギリシャ語で、「gauros(堂々たる、華麗な)」の意のとおり、花の美しさに由来します。和名は「ハクチョウソウ(白蝶草、または白鳥草)」で、名前のとおり風に吹かれて揺れる様は白い蝶が優雅に群れ飛んでいるように見えます。花言葉は負けずぎらい・清楚です。撮影:北九州市小倉北区森林公園