3月23日(月)ボケ

「木瓜の花呼ぶな花の名目の前で」

これはボケ木瓜、椿を小さくしたような形の花が、ごつごつした棘のある枝に凛と咲いています。実が瓜に似ていることから、木瓜(もけ)または木瓜(ぼっくわ) と呼ばれたものが「ぼけ」に転訛したと言われています。 学名はChaenomeles speciosa。Chaenomeles(カエノメレス)は、ギリシャ語のchaino(開ける)とmelon(リンゴ)が語源で意味は裂けたりんご。speciosaは美しい華やかの意味。「リンゴが開いたような美しい花」の意味です。原産国の中国では放春花です。まだ北風の冷たい頃から咲き始めるこの花を「春をいち早く告げる花」と名付けたのです。春と一緒にfortune(フォーチュン=幸運)も運んでくれそうな響きです。花言葉は先駆者・妖精の輝き。撮影:北九州市小倉北区IMG_5170