これはヌスビトハギ盗人萩、名前の由来には幾つかの説があり、果実の形が「忍足」に似ていることから、盗人がはく忍足に似た実を付けるハギ(萩)と言う説や、荒地をこっそり歩いてきた盗人の服にこっそりと実を付けるという説や、気がついたら服に付いていて「こっそりと仕事をする」と言う説もある。まめ科 ヌスビトハギ属の多年草。学名は「Desmodium oxyphyllum」であるが、属名の「Desmodium(デスモディウム)は、ギリシャ語の「desmos(鎖)」と「eidos(構造)」が語源で、果実の途中がくびれて「鎖」状になっていることに由来している。種名の「oxyphyllum」は「鋭形の葉の」を意味している。花言葉は奪略愛です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはグロリオサ、グロリオサ(またはグロリオーサ)はアフリカから熱帯アジア原産の半つる性の球根植物で、日本には明治の末頃に輸入されました。属名の「グロリオサ(Gloriosa )」はラテン語の「gloriosus(光栄、立派)」に由来し、燃え立つようなこの花を形容したものによります。英名は、つるが巻きつきながら上に伸びるので『Climbing lily「クライミング リリー」(登るユリ)』、または『Glory lily「グローリー リリー」(栄光のユリ)』、あるいは燃え上がる炎のような花形から『Flame lily「フレイム リリー」(炎のユリ)』などと呼ばれます。ちなみにこの植物には茎や球根に毒があるので注意が必要です。花言葉は栄光・勇敢です。撮影:北九州市小倉北区
これはコンロンカ、熱帯植物なので、日本の屋外で育てる場合、沖縄県以外では育てることが困難な植物です。でも室内で温かい室温で育てる環境であれば可能です。ハンカチの花は、コンロンカの別名です。しかし、ハンカチの木は、「ハンカチノキ」という別の植物を指します。コンロンカの属名は英語で表記するとMussaenda parvifloraです。Mussaendaがコンロンカ属を意味し、parvifloraは小さな花という意味を持っています。コンロンカの和名は、崑崙花(コンロンカ)です。コンロンカは、白色の萼片を雪に見立て、中国の崑崙山という山の名前から崑崙花(コンロンカ)という名前になりました。花言葉は神話です。撮影:北九州市小倉南区
これはグラハム・トーマス、耐寒性に優れているため、おそらく世界で最も愛されているイングリッシュローズの1つです。アイスバーグの血を引いており、生命力は旺盛です。名称は、作出者デビッド・オースチンに多大な影響を与えたオールドローズ研究家に因んでいます。同氏は、自著の中で、「グラハム・トーマス氏が自ら選んで、このバラに名前を与えてくれた」というエピソードを紹介しています。優れた芳香バラに贈られる英国王立バラ協会のヘンリー・エドランド賞を受賞している品種です。花言葉は、君のすべてが可憐です。 撮影:神戸布引ハーブ園
これはネコノヒゲ、属名の Orthosiphon は、ギリシャ語の「ortho(真っ直ぐ)+siphon(パイプ)」からきている。 種小名の aristatus は「芒(のぎ)のある」という意味である。園芸上は一年草扱いをされる。 和名は英名のキャッツウィスカー(cat’s whiskers)からきている。 唇形の花の間から伸びる白くて長い雄しべと雌しべを猫の髭に見立てたものである。 マレー語のクミスクチンの名でも流通している。 乾燥させたものは、利尿剤や血圧降下剤として利用される。花言葉は進歩・貢献です。撮影:ゆくはし植物園
これはエキナセア、属名の「エキナセア、またはエキナケア(Echinacea)」は、ギリシア語の『echinos「エキノース(ハリネズミ)」』に由来し、一つひとつの筒状花の先に、尖った鱗片が棘のようについている様子からといわれます。またエキナセアはハーブとしても用いられています。根茎には免疫強化や殺菌消毒などの効果があり、病気に対する抵抗力を高める作用があるといわれています。採取した花は日陰で乾燥させてリースやポプリに利用します。花言葉は、優しさ・深い愛です。撮影:ゆくはし植物園
これはウィズリー、イングリッシュローズ(デビッド・オースチンローズ)、ウィズリー(Wisley)は、見事なアーチ型シュラブ樹形で、カップ型の素晴らしい大輪の花が優雅に会釈しているようです。 花は大きく開花して最終的に浅いカップ型となり、何層にも重なる花弁と美しい四角形の芯が現れます。 色は非常に鮮やかでピュアな深い色合いのピンクで、つやのある鮮やかな緑の葉と美しいコントラストを成します。 オールドローズの香りにそこはかとない柑橘類の香りが加わり、珍しいフルーティーな香りです。 撮影:神戸布引ハーブ園
これはヒマワリ向日葵、好きな人への告白は、相手の心に負担をかけないようにすることも大事です。しかし、恋人へのプロポーズとなると話は別です。ロマンチックに、相手もびっくりするような演出をして、感動の渦に巻き込んでしまいましょう。大輪のひまわりを10~20本程度用意します。それをウエディングブーケのようにアレンジしてもらいましょう。半球形のラウンド型でもいいですし、茎を生かしたクラッチ型にするのも向いています。「この先ずっと、『あなただけを見つめます』」と花言葉も説明してくださいね。大きなひまわりのブーケに、思わず涙してしまうかもしれません。撮影:下関市園芸センター
これはケイトウ鶏頭、名の由来は、花序をニワトリの鶏冠(とさか)に見立てたものである。 韓藍(からあい)の名で万葉集にも登場する。 園芸品種には4つの系統がある。 最も一般的な鶏冠鶏頭(トサカケイトウ)系、球形の花序つける久留米鶏頭(クルメゲイトウ)系、羽毛のような花序をつける羽毛鶏頭(ウモウゲイトウ)系、花序の先が硬くとがる槍鶏頭(ヤリゲイトウ)系である。 属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。 種小名の cristata は「鶏冠のような」という意味である。花言葉は、家庭的、思慮深いです。撮影:北九州市総合農事センター
これはキキョウ桔梗、和名は、漢名の「桔梗(きつこう・きちこう)」が次第に詰まってキキョウとなったからとされます。あるいはこの花の花形から「いっぱい詰まる」の「吉」と、「ぴんと張って硬い」茎から「更」を表したものだとしています。属名の「プラティコドン(Platycodon)」は、ギリシャ語の「platys(広い)」と「kodon(鐘)」の意で、花の先端が5裂する鐘形からとされます。英名は、つぼみが風船のようにふくらんでいることから「Balloon flower(バルーン フラワー)」です。花言葉は、気品・清楚な美しさ・深い愛情です。撮影:ゆくはし植物園
これはリーガースベコニア、「ベゴニア(Begonia)」はフランス領カナダ総督を勤め、植物学を推奨した「M.Begon(ミッシェル・ベゴン)」の名にちなみます。名前の『リーガース ベゴニア「リーガル ベゴニア」(Rieger begonia)』は、ドイツの「オットー・リーガー(Otto Rieger)」氏が育成した品種が普及したことからリーガース ベゴニアと呼ばれます。ほぼ周年出回っていますが、花は秋から冬にかけて開花しますが、光が不足するとつぼみや花が落ちてしまいます。一重咲きや八重咲き、色も赤・ピンク・黄・オレンジなどがあり、華やかな雰囲気のため贈答品としても喜ばれています。花言葉は、永遠の栄え・愛の告白です。撮影:北九州市小倉南区
これはフヨウ芙蓉、夏の暑い盛りに花を咲かせるフヨウは、朝咲いて夜にはしぼむ一日花です。つぼみを次つぎと付けるので、秋遅くまで花を咲かせます。昔から美しさのたとえに用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちの事を「芙蓉の顔」、また富士山の美しさを「芙蓉峰」と表現しています。中国の「成都」では、昔この地の王である「後主昶(こうしゅちょう)」が、居城に160㎞もの長さにわたりこの花を植え、街中を芙蓉で埋もれさせ、栄華を誇り、「芙蓉の都」と呼ばれていたそうです。樹高は1~2m。花期は6~10月で最盛期は8月頃です。花言葉は繊細な美・しとやかな美人・妖艶です。撮影:北九州市小倉南区
これはリンドウ竜胆、属名の「Gentiana(ゲンチアナ)」は、紀元前、アドリナ海沿岸のイリリア王であった「ゲンティウス(Gentius)」が、この植物の薬効を始めて発見したことに由来するとされます。和名のリンドウは、漢方薬の「竜胆」からきたもので、この根を噛むと「熊の胆」以上の苦みがするので、その苦さを竜に喩えて「竜の胆」とされます。または音読みの「竜胆」が訛ってリンドウと名付けられたともいわれます。乾燥させた根は苦味健胃剤として生薬の「リュウタン(竜胆)」となり、消化不良や食欲不振、腹痛などの原料となり、現在でも薬用として栽培されています。花言葉は悲しんでいるあなたを慰めたい。撮影:北九州市小倉南区
これはヒマワリ向日葵、映画「SUNFLOWER ~ひまわり~」より、
【LOSS OF LOVE】の歌詞の日本語訳
愛とは嵐、風、そして潮の流れのよう・・・
全ての悲しみがあなたの心を
掴んだままにしているかもしれない
でも、私は失った愛の記憶を思いかえし
そして、あらためて
あなたと過ごした日々が素晴しかったことを私は知る
砕け散った愛のかけらで埋め尽くされた
空をただ見上げては
わずかな希望の光さえも見出せずにいる
そして、過ぎ去った愛の思い出は
私の心から、完全に陽の光を奪っていった・・・
花言葉は愛慕・崇拝です。撮影:下関市園芸センター)
これはクルクマ、アラビア語の『kurkum「クルクン」(黄色)』を意味し、根が黄色いことや染料として使われていたことにちなみます。和名は「ウコン(鬱金)、キョウオウ(薑黄)」で、薑はショウガの意を持ちます。別名「ハルウコン(春鬱金)」、またサフランに似た色から「インディアンサフラン」とも呼ばれます。英名は「Hidden lily(ヒドゥン リリー)」です。ウコンの用途は幅広く、根は活性酸素を弱める強い公産か作用があり、肝臓薬などに使用されています。また、健康飲料の原料としても注目されています。花言葉は乙女の香り・あなたの姿に酔いしれるです。撮影:北九州市小倉南区
これはカラジウム、属名の「caladium(カラジウム、カラディウムとも)はギリシャ語の「kaladion(カップ、盃)」に由来し、葉の形状からという説と、西インドの俗名「kelady」にちなむ、という説があります。和名は「ニシキイモ(錦芋)」、または「ハニシキ(葉錦)」などと呼ばれます。別名は「ハイモ(葉芋)」。日本には1887年に渡来し、園芸的に栽培されるのは、アマゾン地方原産のニシキイモを中心に改良された品種です。葉がサトイモに似て卵形の大葉が美しく、長い葉柄を持ちます。花言葉は、喜び・爽やかさ・わかち合い・歓喜です。撮影:北九州市小倉南区
これはシュウカイドウ秋海棠、どこか繊細な雰囲気を漂わせ楚々とした草姿は和風庭園に植えても風情があり、茶人や俳人に親しまれてきました。昔は泣きぬれた美女の形容に用いられていましたが、そのかよわそうな花とは別に、丈夫で耐寒性もあるので半野生化しています。また花の垂れさがる様を「ヨウラク(仏像の首飾り)」に例えて、別名を「ヨウラクソウ(瓔珞草)」、 または愛する男性を待ち侘び、断腸の思いで流した涙が美しいシュウカイドウなったという中国の伝説から「ダンチョウカ(断腸花)」とも呼ばれます。花言葉は、片思い・可憐な人・繊細です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはヒマワリ向日葵、ヒマワリはいつも太陽に向かっているわけではなく、廻るのはつぼみのときだけで花が満開になるとほとんどの花は南(東)を向いたままです。これは、日陰にあたる茎の部分が日なたの部分より早く成長するので、太陽を追いかけるように回るのだとされます。英名は太陽に似る花の形から「Sunflower(サンフラワー)」、「Common sunflower(コモン・サンフラワー)」です。ヒマワリは南アメリカのインカ文明の人々があがめた太陽神であり、とくにペルーでは太陽神の象徴として崇拝され「ペルーの黄金の花」と呼ばれていました。花言葉はあなたは素晴らしい・愛慕です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはハンゲショウ半夏生、上部の葉の脇から長さ10~15センチくらいの穂のような形をした総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。 花には花弁も萼片もない。 雌しべが4つに分かれ、そのまわりに6本の雄しべがある。 花序ははじめは垂れているが、開花につれて立ち上がる。 また、花期になると上部の葉の表面が白く変色する。 このため「半化粧」の文字を充てたり、片白草(カタシログサ)と呼ばれたりもする。 花期に葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためである。 花期が終わると葉の色は緑色になる。花言葉は、内に秘めた情熱・内気です。撮影:北九州市白野江植物公園
これはノボタン野牡丹、ノボタンは東南アジア、ブラジル原産の常緑低木です。現在ノボタンの名前で出回っているのは、チボウキナ(ティボウキナ)属の「シコンノボタン」やその園芸品種で、「シロノボタン」、花弁の細い「ピンクノボタン」が流通しています。実際のノボタンは沖縄に自生しほとんど出回りません。ノボタンと紫紺のボタンの違いは、シコンノボタンの葯が紫色に対して、ノボタンの葯は黄色(写真上段中央)です。またノボタンは3~7月頃に咲きますが、シコンノボタンは夏から冬の長い期間、一日花を次から次へと咲かせます。花言葉は、謙虚な輝き・ひたむきな愛情・落ち着きです。撮影:直方市福智山ろく花公園
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