これはフヨウ芙蓉、夏の暑い盛りに花を咲かせるフヨウは、朝咲いて夜にはしぼむ一日花です。つぼみを次つぎと付けるので、秋遅くまで花を咲かせます。昔から美しさのたとえに用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちの事を「芙蓉の顔」、また富士山の美しさを「芙蓉峰」と表現しています。中国の「成都」では、昔この地の王である「後主昶(こうしゅちょう)」が、居城に160㎞もの長さにわたりこの花を植え、街中を芙蓉で埋もれさせ、栄華を誇り、「芙蓉の都」と呼ばれていたそうです。樹高は1~2m。花期は6~10月で最盛期は8月頃です。花言葉は繊細な美・しとやかな美人・妖艶です。撮影:北九州市小倉南区