これはシクラメン、日本で最も生産量の多い鉢花です。日本では花の形からカガリビバナとも呼ばれます。昔はぶたのまんじゅうと呼ばれていたこともあります。サクラソウ科シクラメン属の植物で、地中海沿岸を中心に約15種類の野生種があります。最近では、鉢花だけでなく花壇用としても使われています。花言葉は遠慮・内気・清純です。撮影:北九州市立総合農事センター
これはサクラソウ、花を指す英語のprimroseはprimerole(最初に咲く花)から転訛したもので、和名も春先に咲く花という意味である。茎の先に、サクラの形に似た花を車輪状につけます。花言葉は、自然の美しさを失わない・青春・希望・清らか・初恋です。撮影:下関市園芸センター
これはマンサク金縷梅、早春に葉に先立って花を咲かせ春を告げます。細長い黄色の花弁が線状の4弁で不規則に曲がっていて、短冊状の花を枝いっぱいに咲かせます。まるで冬枯れの枝に黄色の毛糸を結んだようなユニークな花です。名前のマンサク(万作または満作)には諸説があり、一つは枝いっぱいに花を咲かせ、豊年満作の意からとった説と、二つは春一番に咲くから「まず咲く」の転訛でマンサクになったという説とがあります。花言葉は霊感です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはフクジュソウ福寿草、旧暦の正月(現在の2月)から黄金色の花を咲かせ始める福寿草は、おめでたい福を呼ぶ花として、日本では昔から縁起のよいものとされています。花の咲く時季がとても長いので、長寿を象徴する花ともいわれています。寿は一般的に「ことほぐ」つまり「お祝いする」という意味で使われていますが、もともとの漢字“壽”は「長生き」を意味する字でした。幸福と長寿の“福寿草”です。花言葉は幸福です。撮影:直方市福智山ろく花公園
これはウメ梅、北九州市立総合農事センター日本庭園の横の道を奥に進んで行きますと、芝生広場の東側高台の斜面に白洲梅園があります。岩松助左衛門は、幕末期、響灘の魔の岩礁、白州に灯台を建てようと奔走しますが、彼の死後の明治初期に建設されます。岩松翁の人間愛をテーマにした創作劇が北九州市民によって公演されました。この公演に寄せられた協賛金で、1973(昭和48)年、白洲梅園は建設されました。花言葉は忠実です。撮影:北九州市立総合農事センター
これはパパイヤ、メキシコ南部原産、熱帯地域で広く栽培されています。日本では沖縄などに野生化しています。一見、木のようでもありますが、茎は木質化せず。非常に柔らかいため木ではなく多年草とされる場合もあります。未熟果は野菜として、黄色く熟した果実はフルーツとして、甘さが強く独特の癖があるので好き嫌いが分かれるところです。花言葉は燃える思い・純愛です。撮影:下関市園芸センター
これはコウバイ紅梅、紅梅の色を表現するのに本紅(ほんべに)、移紅(うつりべに)、移色(うつりいろ)、口紅(くちべに)、裏紅(うらべに)、底紅(そこべに)、移白(うつりじろ)などがあるそうです、日本人独特の美意識がうかがわれます。花言葉は美と長寿・約束を守る・忠実です。撮影:下関市園芸センター
これはハクバイ白梅、平安時代菅原道真は、朝廷内での政争に敗れ、大宰府へ左遷されることになりました。道真はとりわけ愛でてきたウメの木、サクラの木、マツの木との別れを惜しみます。道真を慕う庭木たちのうち、サクラは悲しみに暮れてついには枯れてしまいました。ウメとマツは道真の後を追って空を飛びます。マツは途中で力尽き、摂津国八部郡板宿近くの丘に降り立ちこの地に根をおろしました。ウメは一夜のうちに大宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったといいます。花言葉は気品です。撮影:北九州市小倉北区平和公園
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