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10月16日(金)ウインターコスモス

「大木の銀杏弾がまた落下」

これはウインターコスモス、キク科ビデンス属の多年草、ただし実質1年草として扱われます。コスモスの名がついていますが、属名が示すとおり、コスモスとは別の仲間の 花です。属名のビデンスはラテン語で「2本の歯」を意味し、この花の実に2本の歯のようなトゲがあることに由来します。コスモスの花期と入れ替わるように、10月から12月にかけて、コスモスに似た黄色や白のかわいい花を咲かせることから、ウインターコスモスと 呼ばれます。別名、キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)またはビデンス。花言葉は、もう一度愛します・忍耐です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9322

10月15日(木)アメジストセージ

「秋深き蕪村未知の句見つかりし」

これはアメジストセージ、夏から秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせる宿根サルビアの仲間である。薄い青色で咲き始め、次第に紫色から赤紫色へと変わる。紫の花のように見えているものは実は萼片で、その先端に白や淡桃、赤紫の小さく開いているのが花弁である。宝石のアメジスト「紫水晶」のような色合いに見えることから、この名前が付いた。 セージはラテン語の「健康」や「治療」の意味で、この種類の植物は薬用になるものが多い。花言葉は炎のような情熱です。撮影:下関市園芸センターIMG_9029

10月14日(水)パンパスグラス

「秋晴れやキャップを探しバーベキュー」

これはパンパスグラス、花の名は、Pampas(草原)とGrass(草)で、アルゼンチンの大草原パンパに生えていることから名づけられました。秋になると、こんもりした細長い緑の葉の間からすっと伸びた銀白色の大きな花穂が、高く澄み渡った青空に映えて美しいメガプランツ(巨大植物)です。銀白色の穂がキラキラと美しく輝き、秋になって穂のボリュームが増すとブラウンがかってきて人目を引きます。花言葉は。光輝・雄大な愛です。撮影:下関市園芸センターIMG_9078

10月13日(火)コスモス

「コスモスと一番搾り風美味し」

これはコスモス、キリンビール福岡工場では環境保全活動の一環として工場の緑化推進が行われていて、四季折々の花を見ることができる。工場の正面のキリン花園(約7ヘクタール)で澄んだ青空の下で約1,000万本ものコスモスが咲き乱れる。無料で開放されているのでシーズン中は人でいっぱいに。地元の特産品などを売る出店も出ているので楽しみは倍増。キリンビール福岡工場では工場見学も無料で行われ、見学後は無料で出来たての生ビールや清涼飲料水の試飲もできる。花言葉は、平和・謙虚です。撮影:福岡県朝倉市IMG_9286

10月12日(月)アフェランドラ・ダニア

「空紺碧墓前礼拝秋惜しむ」

これはアフェランドラ・ダニア、アフェランドラ・ダニアは園芸品種で、葉にくっきりとした白い葉脈が入った、いかにも熱帯植物らしい姿をしています。黄色い苞と花を咲かせるのも魅力で、春から秋の間楽しむ事ができます。強い日差しを嫌うので、レースカーテン越しの日光に当てるか、明るい日陰で育てます。花を咲かせるにはある程度の日照が必要ですが、夏はレースカーテン越しの日光でも日差しが強いので明るい日陰で育てます。熱帯の植物で耐寒性はないので、冬は暖房の効いた室内で最低温度12度以上で育てます。花言葉は、雄々しい・素敵な心です。撮影:北九州市小倉北区IMG_9250

10月11日(日)コスモス

「コスモスや光と風の舞踊会」

これはコスモス秋桜、山口百恵の「秋桜」の歌詞です。”淡紅の秋桜が秋の日の、何気ない陽溜りに揺れている。比頃涙もろくなった母が、庭先でひとつ咳をする。縁側でアルバムを開いては、私の幼い日の思い出を、何度も同じ話くりかえす。ひとり言みたいに小さな声で、こんな小春日和の穏やかな日は、あなたの優しさがしみてくる。明日嫁ぐ私に苦労はしても、笑い話に時がかえるよ、心配いらないと笑った”。花言葉は調和です。撮影:下関市リフレッシュパーク豊浦IMG_9195

10月10日(土)スイフヨウ

「注ぐ音ワインの香り酔芙蓉」

これはスイフヨウ酔芙蓉、酔芙蓉は、芙蓉の花とは違い、朝に白い花を咲かせ、昼になるとピンク色に変わる。そして夕方には赤くなり、一日にして終わる。この移り変わりからも察せられるが、「酒に酔い顔が赤くなる」様子を花にたとえて「酔芙蓉」の名が付いたようである。中国では酔芙蓉を酒に酔って頬を染める楊貴妃の美しさに例えたりするようである。一重のものと八重のものがある。また、酔芙蓉の変種で 一つの花に、白と赤が入り混じって咲くものを「獅子頭」と呼ぶ。花言葉は、しとやかな恋人・繊細な美です。撮影:北九州市小倉北区IMG_7493

10月9日(金)アサギマダラと藤袴

「飛べよ飛べ全力支援藤袴」

これはアサギマダラと藤袴、アサギマダラは秋の南下の中には直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200 km以上の速さで移動した個体もある。夏から秋にかけてはフジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花によく集まり、吸蜜する姿が見られる。フジバカマは、生乾きの茎と葉がサクラの葉のようなよい香りを放つため、中国では匂い袋として用いられていました。日本でも奈良時代には薬草として使用していたそうです。またこの香に惹かれ、虫たちも盛んにやってきます。花言葉は、あの日のことを思い出す・他人の恋の相談役です。撮影:リフレッシュパーク豊浦IMG_9230

10月8日(木)カリガネソウ

「鎮西の座禅道場鵙高音」

これはカリガネソウ雁草、和名の由来はこの花の様子を雁の首に見立てたものである。 青紫色の花はとても美しいが、全草に強い臭気がある。 別名をホカケソウ(帆掛草)ともいう。 これは帆掛舟にたとえたものである。 属名の Caryopteris はギリシャ語の「karyon(堅果)+pteron(翼)」からきている。果実が小堅果で翼があるように見えることから名づけられた。 種小名の divaricate は「広く分枝した」という意味である。花言葉「清楚なひと」は、青紫色の清々しい花色で、さわやかな秋の風情があるところからつけられたようです。(みんなの花図鑑より)撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8942

10月7日(水)コスモス

「コスモスや風と一緒の曲線美」

これはコスモス、下関市豊浦町の秋を彩る恒例イベントが「豊浦コスモスまつり」です。1年中四季折々の花が咲きあふれ、芝生公園や日本庭園、子どもたちが遊べるさまざまな遊具など、お子様からお年寄りまでが自然を満喫できる花公園「リフレッシュパーク豊浦」です。今年は10/3(土)~10/12(月)開催されています、色とりどりの約100万本のコスモスが一面に咲き誇る景色はまさに圧巻です。コスモスは花弁の形が桜に似ているところから、和名を「秋桜」(あきざくら)とも呼ばれ、秋の風物詩として、すっかり日本の風景に自然にとけこんでいますが、原産地なんとメキシコ!諸説あるものの、今から約150年前に日本に持ち込まれたとのこと。IMG_9193

10月6日(火)エンゼルス トランペット

「エンゼルストランペットやうそ寒き」

これはダチュラ( エンゼルス トランペット)、ダチュラは全草に幻覚性のアルカロイドを含む有毒植物で、とくに種子は含有量が多く古くから薬用植物として利用されてきました。日本でも江戸時代に薬用として栽培され、華岡青洲が、日本初の乳がん手術の麻酔薬として使用したことはよく知るところです。一年草、多年草ともに有毒植物ですので、茎や葉の汁液も含めて目や口には入らないよう注意が必要です。英名はこの独特の花形から『Angel’s trumpet「エンゼルス トランペット」(天使のトランペット)』です。花言葉は、偽りの魅力・あなたを酔わせるです。(魅る魅るガーデニングより)撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9008

10月5日(月)コスモス

「コスモスや空の魚はゆったりと」

これはコスモス秋桜、属名の「コスモス(Cosmos)」はギリシャ語の「kosmos(装飾・美しい・調和)」という意味からなり、スペインのマドリッド植物園園長でもあったカバニレス神父によって命名されたとされます。一般的な由来は「美や飾り」を意味し、この属の花が美しいことから、または、コスモスは「世界・宇宙」の意であり、星々の秩序だった美しさは、この花が整然と並ぶ様子が同様に「秩序あるもの=美しい」からとされます。花言葉は、乙女の真心・純潔・優美です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_8812

10月4日(日)アラマンダ

「青空にテント色々運動会」

これはアラマンダ、花の名(属名)は、18世紀のスイスの植物学者Frederic-Louis Allamandを記念して、カール・フォン・リンネ(分類学の父)が名づけました。別名のアリアケカズラ(有明葛)のアリアケは由来が不明で、カズラはつる性であることからつけられています。花言葉「恋に落ちる前」は、花色が満月のように黄色く、別名のアリアケ(有明)から、月が残り、時々刻々と変化する有明の空に、恋に落ちる前の心情をなぞらえたのでしょう。撮影:下関市園芸センターIMG_9061

10月3日(土)ミズヒキソウ

「水引草しなやかに舞い慶事の日」

これはミズヒキソウ水引草、タデ科イヌタデ属のミズヒキ(水引)(学名:Persicaria filiformis)は別名をミズヒキソウ(水引草)といいます。日本では水引と言った名前が付いており、日本 中国が原産地となっています。紅白に見える花序が祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りの水引に似ていることから「ミズヒキ(水引)」とつけられた。開花時期は8月~11月。花言葉は、喜びです。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8949

10月2日(金)クサボタン

「草牡丹淡紫釣鐘無音なり」

これはクサボタン草牡丹、枝先や葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、釣鐘状をした淡い紫色の花を下向きにつける。 花びらのように見えるのは萼である。 4枚の萼は最初は筒状をしているが、後に先が反り返る。葉は「牡丹」に似ている。 1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形で、葉の質は分厚い。 葉には長い柄があり、向かい合って生える。 小葉は卵形で2つか3つの浅い切れ込みがあり、縁にはぎざぎざがある。クサボタンの名の由来は、葉の形がボタン【牡丹】に似ているからです。花言葉は思慕です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8967

10月1日(木)ハナセンナ

「鈴虫や動く集団笛の音」

これはハナセンナ、ブラジル、アルゼンチンが原産のマメ科の低木、昭和の初めころ日本に渡来し、暖地で栽培されています。8~10月ころ枝先に総状花序を出し、鮮やかな黄色の5弁の花を咲かせます。ちょっと特徴的な花の形をしています。マメ科の花らしくチョット見には インゲンマメのような、長さ10cmくらいの扁平な実をつけます。似た花にコバノセンナがありますが、こちらは卵形の葉なのに対し、ハナセンナの葉は縦長で先が尖っています。別名はカッシアまたはカッシア・コリンボサ。原産地を意識して「アンデスの乙女」という流通名があります。花言葉は輝かしい未来です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8991

9月30日(水)シモバシラ

「立待や涙を雲で拭う朝」

これはシモバシラ霜柱、 シソ科の多年草。本州関東以西、四国、九州の水はけのいい山地の林の中などに生育しています。10月ころ、茎の上部の葉のわきに10cmくらいの穂状の花序を作り、茎の片側に、白い小さな花をたくさん咲かせます。この花の最大の特徴で、名前の由来となったのが、厳寒のころ茎の根元にできる氷の造形です。冬になっても活動を続けている根から吸い上げられた 水分が、枯れた茎の裂け目などから漏れ出て、冷え込んだ大気に触れて次々に凍って出来たものです。別名をユキヨセソウ(雪寄草)といいます。花言葉は健気です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8924

9月29日(火)ウメモドキ

「十六夜や顔を下向け見え隠れ」

これはウメモドキ梅擬、和名の由来は梅に似ているということなのだが、どこが似ているかには諸説があるという。 俳句の季語は秋である。 属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。 種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である晩秋から初冬にかけて赤い実をつける。この実は発芽抑制物質を含んでおり、小鳥のおなかを通過しないと発芽しないしくみになっていて、小鳥を使ってタネを遠くの方に運んでもらう。花言葉は、明朗・知恵・深い愛情です。撮影:下関市園芸センターIMG_9058

9月28日(月)ススキ

「名月と明かす一夜の二人酒」

これはススキ薄、漢字では「芒」とも書き、これは中国での表記である。 「薄」のほうは和字(和製漢字)で、草が茂っている様子を表している。 日本でも全国的に分布していて馴染みの深い草で、秋の七草の一つでもある。 十五夜の月見に飾る風習は全国で見られる。 俳句の季語では秋であるが、「末黒の薄(すぐろのすすき)」=焼野の薄は春の季語、「青薄」は夏の季語、「枯薄」は冬の季語というように一年を通じて登場する(みんなの花図鑑より)。花言葉は秋風に想いを乗せてです。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_9018

9月27日(日)ホトトギス

「ひっそりとそこに居りたる杜鵑草」

これはホトトギス杜鵑草、属名の「トリキルティス(tricyrtis)」は、ギリシャ語の「treis(3つ)」と「 kyrtos(曲)」という意で、この花の基部が曲がって3つの距があることに由来します。和名は、紫の斑点が鳥のホトトギスの胸毛と似ているため「ホトトギス(杜鵑草)」と名づけられました。また花に油が垂れたような斑点があることから、別名は漢名の「ユテンソウ(油点草)」とも呼ばれています。英名は「Japanese toadlily(ジャパニーズ・トードリリー)」です。花言葉は、永遠にあなたのもの・秘めた恋・恥ずかしがりや・永遠の若さです。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_8952