これはアカンサス、ギリシャ語の「アケー(刺)」とアントス(花)」が語源で、花を抱いている包葉にトゲがあることからつけられたとされます。和名は、アザミに似た美しい葉をもつので「ハアザミ(葉薊)」。英名は「Bear’s Breech(ベアーズ ブリーチ)」です。ギリシャ神話にはこんな伝説があります。美しい娘・アカンサスを太陽の神アポロンが見初め、求婚したが、アカンサスは拒否。それでも近づいてくるアポロンを爪で引っかいたので、アポロンは彼女を、爪のようなとげのあるアカンサスに変えてしまったといいます。花言葉は、気品あるふるまい・離れない結び目です。撮影:北九州市白野江植物公園