11月11日(水)ノコンギク

「名優の歌語りたる初時雨」

これはノコンギク野紺菊、属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。種小名の ageratoides は「アゲラタムに似た」という意味である。変種名の ovatus は「卵円形の」という意味である。その他 和名の由来は、野にある紺色の菊というところからきている。園芸品種の紺菊(コンギク)の原種でもある。古い時代に舌状花の青紫色が濃いものを選抜して栽培し、根分けで植え継いだものと思われる。近縁種の嫁菜(ヨメナ)や関東嫁菜(カントウヨメナ)と比べると、野紺菊(ノコンギク)のほうが花が固まってつき、葉がざらついている。花言葉は忘れられない想い・長寿と幸福です。撮影:長崎県壱岐市左京鼻IMG_1675