12月20日(土)レッドパウダーパフ

「ハンドバル響く隙間もクリスマス」

これはレッドパウダーパフ和名オオベニゴウカン大紅合歓、南米原産のネムの木に近い仲間です。学名のカリアンドラはカロス(美しい)とアンドロス(おしべ)からきており、花に見えるのは沢山のオシベが集まったものです。花言葉は高潔・澄んだ心です。撮影:下関市園芸センターIMG_3386

12月15日(月)フォックスフェイス

「選挙カー静かになりて年の暮れ」

これはフォックスフェイス、ユーモラスな形の実をキツネの顔に見立ててこの名前になった、和製英語なので、海外では通用しない。別名「キツネナス狐茄子」「ツノナス角茄子」など。実には毒性があり、食用にはならない。独特の形が印象的で、華道の花材などにもよく用いられる。花言葉は偽りの言葉です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_3520

12月12日(金)タバコソウ

「寒風に回れ右して取り戻る」

これはタバコソウ、美しいオレンジ色の萼の様子が火のついたタバコを思わせることからタバコソウ(煙草草)、別名はベニチョウジ(紅丁字)で、英名はcuphea(クフェア)、cigar plant(シガー プラント)。花言葉は自由気まま・立派・せつない思い・見事です。撮影:下関市園芸センターIMG_3348

12月10日(水)ムラサキルーシャン

「木枯や待ちて迎える猫は無く」

これはムラサキルーシャン中南米~西インド諸島原産の半耐寒性の多年草です。暑さには強いのですが乾燥に弱く、アザミと同じキク科の植物で、アザミによく似た紫紅色の花が茎の先端に咲きます。常緑の葉は揉むとリンゴのような匂いがして、同じキク科の植物であるアザミに似ていることから、別名はリンゴアザミ(林檎薊) 、あるいはキクアザミ(菊薊)と呼ばれています。花言葉は満足です。撮影:下関市園芸センターIMG_3342

12月4日(木)ポインセチア

「音と色ポインセチアを待つ日々よ」

これはポインセチア、メキシコでは『ノーチェ・ブエナ=聖夜』と呼んでいます。17世紀にフランシスコ修道会がメキシコに住み付いた時にポインセチアと出会いました。そして真ん中の花と赤い苞の形から、賢者をキリスト生誕の地へ導いたベツレヘムの星を想像したそうです。クリスマスカラーと呼ばれる3つの色の意味は、赤がキリストの流した血の色、緑はもみの木や柊などの常緑樹の色で、エバーグリーンが永遠の命や愛を表すもの。そして白は純潔の色。花言葉は祝福する・聖なる願いです。撮影:北九州市小倉北区IMG_3180

12月3日(水)スノードロップ

「待雪草やっと見つけて露天風呂」

これはスノードロップ待雪草、エデンの園を追われ、雪降る冬の世界へと追い出されたアダムとイブ。絶望と寒さで、嘆き悲しむ二人の前に、天使が現れ「必ず、暖かい春がやってくる。」天使は二人を慰め、雪に手を触れると溶けた雪のしずくがスノードロップの花になったという。花言葉は逆境の中の希望・慰め・初恋のため息です。撮影:直方市福智山ろく花公園IMG_3225

12月1日(月)スイセン

「水仙や一気に季節変わりたる」

これはスイセン水仙、学名のNarcissus(ナルシサス)は、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスに由来します。水仙という漢名は、中国の古典の「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という」に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえたものと考えられます。花言葉は神秘・尊重・自己愛です。撮影:北九州市白野江植物公園IMG_3087

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