これはムラサキツユクサ紫露草、道路脇にこの花がひっそりと紫色の花を咲かせている様子を目にすると、梅雨の季節がやって来たのだと感じます。ほとんど雑草化しているほど身近な花ですが、都市化が進み、最近では見かけなくなったのが残念です。紫系の色の他に、ピンクや白色の花色を持つ大輪のオオムラサキツユクサなどもあります。花の名は、紫色の花がツユクサ(露草)に似ていることからつけられ、ツユクサは朝咲いて午後に花を閉じるはかない命を、朝日に消えてしまう朝露にたとえて名づけられました。花言葉は尊敬しています。撮影:直方市福智山ろく花公園