これはゲンペイシモツケ源平下野(繍線菊)、花赤と白が混ざり合って咲くので「ゲンペイ」、下野国(しもつけのくに、栃木県)にたくさん自生していて、最初に発見されたことから名づけられました。花の咲き方が霜の降りた様子に似ているところからつけられたともいわれています。中国の韓の繍線は、捕らえられた父親を助けるため敵地に行くと、既に病死していたので、父親の墓のかたわらに咲いていた花を1枝持ち帰りました。毎年花が咲き、人々は親孝行で可憐な少女の名をとって、繍線菊と呼んだそうです。花言葉は整然とした愛。撮影:北九州市白野江植物公園