これはクレマチス、ギリシア語の「klema(つる)」に由来します。花が大きく観賞価値の高い品種の総称になります。日本ではテッセン(鉄線)やカザグルマ(風車)の名前でおなじみですが、クレマチス全般を指す和名ではありません。中国原産のテッセンは花びらのように変化した萼(がく)が通常6枚、日本原産のカザグルマ(風車)は通常8枚になります。なお、英語では「旅人の楽しみ(Traveller’s joy)」、イタリア語では「ごま塩ひげ」、フランス語では「乞食草」といった呼び名もあります。花言葉は精神的な美しさ・旅人の喜び。撮影:直方市福智山ろく花公園