これはアネモネ、花名は、ギリシア語のanemos(風)に由来します。春の最初のおだやかな風が吹き始める頃に花を咲かせるからといわれます。英語での別名もWindflower(風の花)といいます。ギリシャ神話では、西風の神・ゼフュロスに見そめられた、花の神・フローラの侍女「アネモネ」。嫉妬のあまりフローラは彼女を花に変えてしまった。春風がアネモネの花を優しくなでるのは、ゼフュロスが今でも彼女のことを愛しているからだ、という。紫のアネモネの花言葉は、あなたを信じて待つ・真実・君を愛すです。撮影:直方市福智山ろく花公園