3月21日(土)チンチョウゲ

「踊る香に歳一つ増え沈丁花」

春の香りといえば梅や桜、水仙などの花を連想することが多いですが、遠くまで漂う芳香力の強さでは、おそらく沈丁花が一番です。2月末~3月頃、外側は赤紫色、内側は白色の小花が1カ所に密集して咲きます。沈丁花の開花は、その姿を見るより先に匂いで知れるため、秋の金木犀と同様に春の到来を告げる香りとして人々の記憶にも刻まれてきました。秋の憂いや哀愁を感じさせる金木犀に対して、春宵に漂う沈丁花の香りは心躍るような瑞兆を感じさせる香りです。花言葉は栄光・不滅です。撮影:北九州市小倉北区IMG_5176

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