これはダイモンジソウ大文字草、属名の「サキシフラガ(Saxifraga)」は、ラテン語の『saxum 「サクスム(石)」と『frango 「フランゴ(割る)」』という意味で、岩の割れ目に自生していることや、大きな岩をゆっくり砕いてしまう印象から、または結石を溶かす薬草であるから、などの諸説があります。和名は5枚ある花弁が開くと人が手を広げたような「大」の字に見えることから、「ダイモンジソウ(大文字草)」と付けられました。別名の「イワブキ(岩蕗)」や「ニワブキ(庭蕗)」なども葉がフキに似ていることにちなみます。花言葉は、自由・好意・情熱です。撮影:長崎県壱岐市勝本朝市