これはセリバオウレン、芹葉黄連は多年草で本州、四国の山地に生えます。花は直径1cmほど。萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株。雄花は花弁状の萼片が5個、雄しべが多い。葯は白色。雌花は紫色を帯び、花弁状の萼片5個、へら状の花弁と雌しべはともに10個ほど。花期は3~4月。薬用植物で健胃(けんい)、整腸薬として消化不良や下痢止めに用います。苦味が強いのは黄色物質のベルビリンによるもので、粉末や煎じ薬として用います。粉末は一回量0.3~0.5グラムを1日3回食前に服用します。花言葉は揺れる心です。撮影:直方市福智山ろく花公園