7月29日(火)ネグンドカエデ”フラミンゴ”

「暑き声代表決まる甲子園」

これはネグンドカエデ”フラミンゴ”、このフラミンゴは春先当初は覆輪の目立たない葉を展開しますが、夏が近づくにつれ模様がはっきりとして淡いクリーム色や赤み帯びた新葉が目立つようになります。園芸品種名の由来はこの色合いが鳥のフラミンゴに似ていることによります。撮影:白野江植物公園IMG_0387

7月28日(月)セミ

「蝉たちは湖畔の風で鳴きもせず」

蝉の鳴き声や鳴く時間帯は種類によって異なるため、種類を判別するうえで有効な手がかりとなる。たとえば日本産セミ類ではクマゼミは午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れまで、などと鳴く時間が大別される。夏に多いとはいえ真昼の暑い時間帯に鳴くセミは少なく、比較的涼しい朝夕の方が多くの種類の鳴き声が聞かれる。撮影:北九州市小倉北区IMG_0844

7月26日(土)ハスの葉

「園庭の葉に一滴や夕立かな」

これはハスの葉、蓮は泥の多い池や沼を好むが、その葉や花はきれいな状態を保つ。蓮華は純粋さや善性の象徴とされ、中国や日本では”蓮は泥より出でて泥に染まらず”と言い習わして、蓮を愛してきた。 ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。撮影:白野江植物公園IMG_0840

7月23日(水)ヒゴタイ

「森明けて一斉に鳴く大暑かな」

これはヒゴタイ、瑠璃色の小さな筒状の花が集まって、花径5センチほどのボールのような花を咲かせる。日本が大陸と地続きだったころから分布する植物と言われ、植物地理学上貴重な存在である。 阿蘇の草原に咲くものがよく知られている。 環境省のレッドリストでは、絶滅危惧II類に登録されている。撮影:白野江植物公園IMG_0667

7月19日(土)ナガバミズアオイ

「水葵踊る太鼓の小倉城」

これはナガバミズアオイ長葉水葵、ミズアオイの仲間で、葉が長いところからナガバ長葉と付く。アオイの由来はてっきり花が青いからと思ったら、日を仰ぐという意で、仰ぐ日からアホヒとなり、アオイとなったとあった。茎をまっすぐ伸ばし、高さは1m内外になる。茎の先に小さな花を穂状につける。花は青紫色で、開花期は春から夏。葉はゲットウの葉の形に似ている。撮影:白野江植物公園IMG_0200

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